新型ジムニーJB64を購入して、カスタムをしてから2年が経過し、走行距離も2万キロを超えたので、ジムニーLIFEを振り返って、JB64の感想をご紹介していきたいと思います。
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ジムニーを買って良かったと思う点
1.カッコいい
この記事を読んでいただいている方はジムニーに興味のある方だと思うので、はっきりと言わせて貰います。
「JB64最高にカッコいいです!」
ノーマルの状態でもワイルドでかっこいいですが、カスタムをすれば表現の幅は大きく広がり、自分好みの1台に仕上げることができるので、楽しみはつきません。
専門のカスタムショップも全国に多数存在しており、各ショップからはデモカーも出ており、カスタムのイメージが掴みやすくなっているのも、カスタムの敷居を下げていると思います。
注意ポイント
やりたい事が次から次へと沸いてくるので、ある程度で線引きをしないと、お金がどんどん飛んでいきます...。
2.圧倒的 安心感!
山道や雪道の走行に関しては運転技術があることは大前提ですが、
「四駆」+「小回りの良さ」+「全天候対応型」で、一般生活で遭遇する路面状況で走れない場面は粗無いと言えるでしょう。
急斜面の山道
四駆モードで余裕(但し、スピードは遅いので、スロコンの装着を推奨)
雪道
四駆+スタッドレスで安心(安全運転でいこう)
積雪・凍結した林道
スノーアタック最高!(積雪量によってはリフトアップが必須)
結論:ジムニー最強!!
3.乗っていて楽しい
見た目がワイルドなジムニーは車内もまたワイルド。
路面の状況やエンジンの鼓動が良くも悪くも伝わってくるジムニーは「運転している!」という実感を与えてくれます。
また前述の通り、行けない所は殆どないので、雪が降った日は林道などでスノーアタックなんかもやりたくなってしまいます。
また、最近はメッキリ少なくなってきてる「MT車・マニュアル」がジムニーには導入されています。
シフトレバーをガチャガチャするあの楽しさはMT車好きにはたまりません。
ドライブは勿論、近くの買い物だけでも楽しいです。
4.資産になる(リセールバリューが高い)
資産になるとは少しオーバーな表現ですが、
リセールバリューが高いという事です。
実際の買取価格(リセールバリュー)は、年式や走行距離によって異なってきますが、凡そ以下の金額が参考値となります。
▼新車に近いと高額原価を上回る
- 購入から1年経過(走行距離1万km):110%前後
- 購入から3年経過(走行距離1万km):100%前後
※「事故歴、修復歴無しの場合」「グレードや色により異なる」
▼高年式でも期待できる
また、私の以前乗っていた旧ジムニーJB23は中古で購入しましたが、10年落ちを約50万円で購入し、その後、約5年のり15年落ちの状態で売却して買取価格(リセールバリュー)は20万円でした。
勿論、私の乗っていた車両が比較的綺麗な状態であったという事も理由の一つではありますが、足回りには年式相応の錆びもありましたし、内装のヘタレなどもありました。
いずれにしても、一般的な普通乗用車では考えられない買取価格です。
買取価格(リセールバリュー)が高いメリット
- 新しい車に乗り換える時に、頭金になる
- 生活に困窮した時に、売却すれば当面の生活資金になる
- 下取り査定時に買取業者に対して有意な立場に立てる
ジムニーにもう少し頑張って欲しい点
ここからは少し現実的なお話をしていきたいと思います。
1.狭い
ジムニーは見て分かる通り、狭いです。
前席の運転席と助手席は比較的広いのですが、後部座席やリアの荷物入れのスペースは広いとは言えません。
(「軽のJB64」も「普通車のJB74」も大きさは粗一緒です。)
通常の街乗りでは不満はありませんが、荷物が沢山ある遠出などは結構狭く感じる時があります。
仮眠が厳しい

荷物が多い場合、フルフラットは片側しか出来ません...
2泊3日などの沢山の荷物を積んで長距離を走る場合は、後部座席を倒して荷物を積まないと入らないので、2人乗車が限界となります。
その場合、道中、仮眠をしようとしても、大量の荷物が邪魔をして、シートを限界まで倒す事ができないことが多々あります。
尚、車中泊に関しても大人一人であれば問題なく楽しめますが、2人になると寝る際に荷物の行き場がなく、非常に狭い中寝ることになります。
2.高速道路がキツイ
JB64は660ccという軽自動車のエンジンでありながら、ラダーフレームという強固なボディにより車両重量は1030kgと割合的に重く、その他の色々な理由もあり加速性能や高速性能は高いとは言えません。
燃費を気にしなければ踏めば踏んだだけ進みますが、燃費を気にするなら抑えておきたいポイントがいくつかあります。
高速道路で燃費を上げるポイント
- 高燃費は80kmまでが限度
(連続した100km走行は明らかな燃費ダウン) - 登坂車線は積極的に使う
(急な登坂で80km以上は燃費が著しく悪くなる) - 60kmからの再加速が重い事を理解する
トラックにも抜かれる事がよくあります。
念の為にもう一度言いますと、燃費を気にしなければ普通に早い速度も出ます。
解決策:早めに出発して安全運転でのんびり走る
3.後部座席の荷物が飛ぶ
ジムニーの後部座席を倒して荷室スペースを拡大すると、沢山の荷物が詰めて便利なのですが、汚れ防止為にツルツル設計なので、普通に運転していてもちょっとしたカーブやブレーキで荷物が「ザザーッ」と流れていきます。
地味にイラつく瞬間
「大きな荷物がブレーキなどで運転席の後ろに流れてきて、休憩時にシートを倒そうとしても荷物が邪魔で倒れず、一度荷物を押し返さないと行けない」という事が頻繁に起こります。
まとめ
どんな車両にも一長一短がありますが、ジムニーは特にその幅が大きと思います。
「デメリットも含めて好きな人がジムニー乗りだ」と良く言われますが、私はそこまで柔軟には考えられませんが、
確実に言えることは「デメリットを上回るメリットに優れた車」だということです。
ジムニーを買っても後悔しない人
- アウトドアが好きな人
- 四駆が好きな人
- ワイルドな車が欲しい人
- 雪道・山道を頻繁に走る人
- ジムニーに興味のある人
結論
この記事を読んで頂いている人は、ジムニーを購入しても後悔はしない人だと思います。