新型ジムニー

ジムニーにスロコンを装着!「シエクル/レスポンスブースター」

シエクル:レスポンスブースター(スロコン)-2

新型ジムニーJB64は、電子スロットルになっている事もあり、走り出しや加速が非常にモッサリと重たく感じられます。

それを少しでも解消させたく、この度、遂にスロコンを装着致しました。

今回は、実際に装着して、走行してみた感想をご紹介していここうと思います。

スロコンの装着レビュー

購入した商品「シエクル/レスポンスブースター(スロコン)」

シエクル:レスポンスブースター(スロコン)-2

購入した商品

  • レスポンスブースター「FA-RSB」
    定価:23,320円(税込)
  • 専用ハーネス「DCX-G4」
    定価:4,950円(税込)

※Amazonの公式から定価よりも少し安く購入しました。
※必ず装着車種に適合したハーネスの購入が必要になりますので、公式サイト等で適合を確認しなければいけません。

 

購入時は、「シエクル」か「Pivot」か迷いました。

色々と調べるとPivotの方が口コミ数も多く、Youtubeなどでも取り上げている人も多かったので、とても迷いましたが、以下の点からシエクルの購入を決めました。

シエクルを選んだ理由

  1. 後々、シエクルのミニコンを装着する可能性があるので、一応互換性を意識して
  2. 有名カスタムショップがOEMとしてシエクルを選択している事。
  3. 値段が若干安かった(3,000円くらい)

 

 

自分で装着可能(2022.09.21-更新-

スロコン・シエクル

アクセルペダルへの割り込み作業に少し手間取りましたが、素人の私でも問題なく装着することができました。

スロコンの本体は運転席右下にちょうど良いスペースがあったので、そこに入れてあります。

因みに、作業時間は箱開けから、説明書を読む時間を含めて、1時間くらいで完了しました。

 

 

▼【補足購入1年でOBDへの差し込み電源ケーブルが折れた!!

siecle (シエクル)【OBD電源カプラー】12V常時電源供給用 FAOBD

スロコンの装着から1年が経とうとした頃、ETCカードを挿入しようとゴソゴソとしていた時にOBD端子の付近に手が当たってしまい、なんとOBD端子に差し込んでいた電源ケーブルが折れてしまったのである。

自身の不注意による破損とはいえ、購入当時からOBDに剥き出しの電源ケーブルというのは不安があったが、見事に折れてしまった。

因みに、運転中にスロコンの電源ケーブルが折れてしまいましたが、スロコンの電源が切れて通常のオリジナルの状態に戻るだけであり、アクセルが効かなくなるという事は起こりませんでした。(これ重要)

 

siecle (シエクル)【OBD電源カプラー】12V常時電源供給用 FAOBD

電源ケーブルだけの購入というのはできないう様だったので、「OBD電源カプラー(12V常時電源供給用)」を購入した。

2022年9月時点で公式サイトと同額の1,980円でAmazonで購入した。

 

 

siecle (シエクル)【OBD電源カプラー】12V常時電源供給用 FAOBD

付け替え自体はとても簡単で、折れた赤の電源ケーブルを抜いて、新しく買ったOBD電源カプラーの赤ケーブルと付け替える。

あとはカプラーの向きを確認してOBD端子に差し込むだけ。

これで、引き続きスロコンを使用することができる。

 

モードの種類

シエクル:レスポンスブースター(スロコン)-2

オートモード(AUTO MODE)1〜4

レスポンスブースターの制御回路が、アクセルの踏み方により最適な制御MAPを自動選択します。(4モード)

  • オートモード1:MT車、軽量車の特性に合うように考慮されたオートモードです。
  • オートモード2:AT・CVT車の特性に合うように考慮されたオートモードです。
  • オートモード3:重量車の特性に合うように考慮されたオートモードです。
  • オートモード4:走り始めから加速性能を得る為のオートモードです。

スポーツモード(SPORTS MODE)1〜7

スポーツ走行の微妙なアクセルワークをサポートし、アクセルの踏み始めから効果を発揮しフルスロットル付近までの全域を向上させるモード。(7モード)

  • スポーツモード1:一番大人しいシンプルなモードです。それでもブースターは体感できます。
  • スポーツモード2:ナチュラルなレスポンスのスポーツモードです。
  • スポーツモード3:発進スタートやアクセルの踏み始め等低中速時のアクセルコントロールを重視したスポーツモードです。
  • スポーツモード4:スポーツ性能を高めつつバランスを重視したスポーツモードです。
  • スポーツモード5:中高速時のアクセルコントロールを重視したスポーツモードです。
  • スポーツモード6:高速走行向きの鋭いアクセルレスポンスを重視したスポーツモードです。
  • スポーツモード7:加速性能を重視した、怒涛の加速性能スポーツモードです。

エコモード(ECO MODE)

都内タクシー会社の実装テストにおいて、高評価を得られた制御MAPをインストール。(1モード)

パワープラス(POWER+ MODE)

とにかく強烈な加速をするモードです。高速道路におけるスムーズな合流や追い越し、一般道での登坂など、強力なトルクが欲しい走行シーンで抜群の効果を発揮します。どのモードからでもスイッチを入れれば、即座にパワープラスモードに切り替わります。

参考:スロットルコントローラー RESPONSE BOOSTER FULLAUTO レスポンスブースターフルオート|siecle by J-ROAD

 

 

実際に使ってみた感想

シエクル:レスポンスブースター(スロコン)-2

それでは実際に装着して走行してみた感想を紹介していきます。

車両状態

  • 新型ジムニーJB64
  • MT車
  • トーヨーオープンカントリー225/75R16のマッドタイヤ

 

オートモード(AUTO MODE)1〜4

シエクル「レスポンスブースター」スロコン50

モード1でも装着前との違いを感じることが出来ます。装着したばかりの頃は1でもすごく感激すると思います。

数日乗って色々試した結果、街乗りは常に「オートモード4」で走っています。

モード4であれば、ジムニー特有の発進・加速時の「もっさり感・もたつき」は殆ど無く、非常に軽やかに発進・加速します。

 

実感するポイント

  • 少しの踏み込みでスーッと進みます。
  • 後続車に迷惑をかける事なく、尚且つ無理なく前に進んで行きます。
  • 他の車に追い抜かされる回数が減ります。
  • ギアチェンジの再加速も非常にスムーズに行えます。

敢えていうと、非常にレスポンスが良いので、丁寧に静かにアクセルを踏み込まないと、急発進に似た勢いで加速するので、少し気をつけた方がいいかもしれません。

 

スポーツモード(SPORTS MODE)1〜7

シエクル「レスポンスブースター」スロコン50

オートモードと同様にモード1でも、装着前との差は歴然です。

色々試した結果、スポーツモードは高速道路での使用が向いているように感じました。

高速道路では、モード6~7を主に使用しています。

アクセルを強く踏み込まなくても、軽く80〜100kmを維持できます。

実感するポイント

  • アクセルを踏み込む足が少しで済むので、足の疲労が軽減される。
  • 追い抜きが断然楽。
  • 登坂車線を走る必要がなくなった。

 

 

エコモード(ECO MODE)

シエクル「レスポンスブースター」スロコン50

正直、このモードは純正の状態よりも、走りが悪いんじゃないかと思うくらい遅いです。

遅すぎて余計に踏み込んでしまうので、結果的に燃費が悪くなりそうだったので、今は使っていません。

正直コメント

エコモード使わなくても、オート4かスポーツ7で優しくアクセル踏んでる方が現実的。

 

 

パワープラス(POWER+ MODE)

シエクル「レスポンスブースター」スロコン50

説明書にあるように、高速道路の合流や追い越し、上り坂などで使うことがあります。

「オートモード」と「スポーツモード」の場合は、少しの踏み込みでも非常に軽やかな加速が感じられましたが、

パワープラスモードの場合は、ある程度踏み込んだ方が実感が大きいように思いました。

 

正直な所「爆発的な凄まじい加速!」という程ではありませんが、加速の伸びが確かに違うように思います。

 

実感するポイント

  • 上り坂でも、踏み込み量を増やさなくても、速度を落とさずに進むことが出来る。
  • 合流・追い越しが気持ち楽。

 

 

燃費の変化(2022.03.26 追記)

結論、燃費はとても良くなりました。

燃費に関しては、ドライバーの運転の仕方で非常に大きく変わるので、一概には言えませんが、私の場合は燃費は上がりました。

加速が気持ちいからといって、アクセルを踏みまくると当然燃費は悪くなってしまいますが、

必要以上に早く走ろうとせず、丁寧な運転を心掛けていれば、燃費は良くなると思いました。

 

実測値

装着タイヤ:YOKOHAMA「アイスガード G075」/スタッドレスタイヤ

  • 田舎道:法定速度で丁寧に走った場合、平均燃費が16.3kmを記録。
  • 高速道路:時速80kmで走った場合、平均燃費が14.0kmを記録。

 

 

バックの時のOFF機能はいるのか?

今回買ったシエクル社のスロコンは、初期状態ではバック時のOFF機能はついて居らず、バック時にOFFにしたければ「オプション」での取り付けが必要となります。

今はバック時にOFFになるオプションは付けていませんが、特に不便だとは感じていません。

そもそもバックの時はクラッチを上げ切らずに、半クラで下がることが殆どですので、危険だと感じたことはありません。

※個人の感想となります

 

スロコンとサブコンのどちらを先につけるべきなのか?

これは某有名ジムニーカスタムショップさんが言っている事ですが、

「車の本来の性能を引き出すという意味でも、スロコンを先に装着する方が、より効果を実感し易い」と仰っています。

 

これは確かにその通りだと思います。

サブコンで馬力を上げても、アクセルのレスポンスが遅いままだと、馬力UPが実感しにくいと思います。

そういう意味でも、まずはスロコンでJB64のレスポンスの悪さを解消し、その上で「更に馬力を上げたい」となった時に、サブコンを導入するのが良いと思います。

【ジムニー】ミニコン装着でパワーアップ「ショウワガレージ」

 

 

まとめ

シエクル:レスポンスブースター(スロコン)-2

「ジムニーは加速を求める車ではない」というのは、分かっていても「もう少しスムーズに走って欲しい!」と願うユーザーは多いのではないのでしょうか?

スロコンが欲しいと購入を考えた時に悩むのが「本当に効果があるのか?」という点だと思います。

結論から言うと、「効果は十分に感じられる」と思います。

ココがおすすめ

  • もっさり解消!
  • 走り出しや加速がスムーズ!
  • 燃費の向上傾向!
  • 自分でも装着可能!
  • 手が出やすい価格!

 

馬力が上がる訳ではありませんが、25,000円程でこれだけの効果が感じらるのは、非常に費用対効果の大きな商品だと言えます。

 

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