カスタムジムニーに乗りたい!
漠然としたカスタムの理想像が見えてきたら、次にするのはショップ選び。
今は便利な時代でYoutubeでも色々なショップが情報発信をしていますが、結局のところ良いのか悪いのかは中々分からないと思います。
今回は、自身の経験からカスタムショップを探す際に、気を付けるべきポイントをご紹介していきたいと思います。
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【カスタムジムニー】失敗しないカスタムショップの選び方
1.知識が豊富である事
「知識が豊富であること」これは当然の事ではあるのですが、ジムニーのカスタムを取り扱っているからといって、必ずしも豊富な知識を持っているという訳ではありませ。
▼知識が足りない店舗
昨今のジムニーブームでジムニーのカスタムを取り扱うショップは増えてきています。
ジムニーの取り扱い歴の長い老舗もあれば、本来の専門の車種は別にありながらジムニーも取り扱っているというショップもあります。
カスタム全般に共通する知識というのもあるとは思いますが、やはりジムニーに特化したショップの方が良いでしょう。
中には「?」なカスタムショップもあるので、十分に注意しましょう。
▼担当者の知識が希薄な場合
実際にある事例として、ショップ自体はカスタムに関する知識が豊富な店ではあるが、営業担当の末端の社員の知識はそれ程高くないというケースです。
何か質問をしても、「えーっ、しょっ少々お待ち下さい...」
という事が頻繁に起こっているようでは、なかなかカスタムが前に進みません。
誰でも最初は新人なので、新人がダメという事ではないのですが、カスタムにおいては新人さんは出来るだけ避けた方が良いでしょう。
完成された状態の新車を買うのに比べて、カスタムではバランス・性能・外観・法律など、あらゆる面を考慮しながら未知の形へと作り上げていくので、新車とカスタムでは失敗という意味が全く違います。
また、避けた方がよいと思う大きな理由として、
ユーザーが「こいつ大丈夫かな」と不安に思うような状態の新人を窓口に座らせているという時点で、ショップ全体として疑問点が多いという点があります。
2.明朗会計であること
カスタムショップで意外と多いのが、丼勘定です。
カスタム費用に関しては、パーツの自社開発の有無や、仕入れの関係、店舗の規模など様々な理由から決められているので、価格だけでショップの優劣を決めることは出来ません。
しかし、明細には注意した方が良いでしょう。
▼特に超注意なパターン
- 費用明細がない、または不明瞭
- パーツ価格と工賃の両方が明らかに高い
この2つのどちらかに当てはまる場合は、注意した方が良いでしょう。
カスタムの腕前は問題なくても、素人をカモにしているよな店舗はNGです。
車をカスタムした場合、車検など今後のメンテナンスに関しては、正規ディーラーではなくカスタムショップでお世話になるパターンが多いと思います。
何かある度にカモにされるなんては論外ですし、そんな疑惑があっては、本来必要な処置を見逃して、車の故障を招く原因にもなりかねません。
だからこそ、ショップとの信頼関係は大切なのです。
3.返事が早いこと
返事の速度の有無は、あらゆるお店選びにおける共通のポイントですが、カスタムショップも例外ではありません。
返事の速度は、貴方への関心度の度合いであると言っても過言ではありません。
▼返事が来るまでの時間の目安
- 営業時間外の問い合わせ
→翌朝午前中。 - 営業時間中(午前中)の問い合わせ
→当日中。 - 営業時間中(午後)の問い合わせ
→当日中か翌日午前中。
特に新規の問い合わせの場合は、返事が早いのが当然のことですので、これよりも明らかに遅い場合は、個人的にはナシですね。
▼あり得ない事例
私がカスタムショップを探すにあたり、実際に遭遇した事例をご紹介します。
【平気で嘘をつく奴】
カスタムに向けて商談を進めてた時、パーツに関して質問のメールを送ったところ、3営業日過ぎても全く返事がないので電話をかけると、
「すみません、今調べているところでして、、、」
いやいや、3営業日も経って今調べてるって、あり得ないでしょ。
有名なショップではありましたが、信頼出来ないと判断したので、契約は見送る事になりました。
【待たせ過ぎる奴】
見積もり依頼から、返答まで1週間待たされた事がありました。
時間が掛かる人に限って共通するのが、見積書が適当であるという事です。
備考欄に書いておいた要望も全く反映されておらず、価格も平均よりも明らかに高く、
「遠回しに契約を辞退させたい」のかと思わせるような返答だったので、当然契約は見送る事になりました。
同じ社会人として仕事をしていれば、問い合わせの内容や、仕事の都合によっては返事が遅くなることはよくあることですが、
明らかに時間が掛かる場合は、その旨を記載してメールの返事を送るなど、まずは何かしらのリアクションを起こします。
実際、今お世話になっているショップでも、私自身がカスタムに関して少し混み合った質問をした際、「少し時間が掛かりますがお調べ致します」との返事があり、都度進捗状況の連絡がありました。
カスタムショップはカスタムだけではなく、今度のカーライフにおいて長い付き合いになるからこそ、最初の印象というのは大切にしたほうが良いでしょう。
4.営業トークが多過ぎないこと
無愛想なオヤジタイプも問題ありですが、営業トークが過ぎるのも要注意です。
▼営業トークの上等手段
- 必要以上に、お客や車やパーツを褒めてくる。
- 遠回しに、他社や他社パーツを責めている。
この2つのどちらかに当てはまる場合は、話半分に聞いておきましょう。
これらのポイントはカスタムショップは勿論ですが、車本体の購入時や売却時のショップ選びでも共通するポイントです。
本当に良いお店というのは必要以上に語らずとも、お客さんを惹き寄せる魅力を持っています。
自分にとって都合の良い言葉の時ほど、冷静に判断するようにしましょう。
5.他社製品も歓迎である事
自社でパーツを開発・製造・販売・監修しているショップの場合、他社製品も歓迎しているかもショップ選びにおいて大切なポイントです。
他社製品もよりも自社製品の方が利益率が良いのは当然の事ですし、自社の製品を販売したいと思うのは至極当然のことですが、それをお客さんに案に押し付けるというのは良くありません。
ユーザーとの商談の中で「プロとしておすすめできない」と判断した際に、プロとして助言をするのは必要な事ですが、お客さんの要望を第一にするのが本当に良いショップと言えます。
6.スズキの公認ディーラーである事
スズキ公認のサブディーラーであるという事は、カスタムショップ選びでも大切なポイントとなります。
- スズキ公認のサブディーラー
- スズキ公認の正規販売代理店
- 運輸局認証工場
これらは、ジムニーの取り扱い数や専門知識の豊富さの裏返しとも言えます。
最初と最後の判断材料としては、重要なポイントとなりますので、HPなどで確認するようにしましょう。
≪補足≫自分もやるべきこと
相見積もりをする
まずは見積もりを最低でも3社以上から取りましょう。
相見積もりをすることで、色々な情報を入手でき、ショップの良し悪しを比較することができます。
「このショップ、良さそう」と思っていても、複数のショップから見積もりを貰い、各社の対応を観察することで、当初良いと思っていた店舗が本当に良いのかという事が明確となります。
相見積もりは価格交渉の為ではなく、ショップの良し悪しを見極めるポイントとして活用しましょう。
自分も勉強する
カスタムに関しては、新車の購入とは訳が違いますので、必ず自分自身も出来る限りの知識をつけるようにしなければいけません。
今の時代、WEBの力は最大限に活用しましょう。
Youtubeで検索すれば有名ショップが多くのノウハウ動画をアップしています。それらを見るだけでもそこそこの知識を得る事ができます。
私自身もYoutubeで勉強した程度の知識でも、
前ジムニーの売却時に買取業社の嘘を見抜く手助けになったり、カスタムショップを探す際にも、大いに役立ちました。
そして何より、カスタムショップの店員とのちょっとした車の話が楽しいです。
カスタムという特別な車に乗るからこそ、色々と知識をつけて最大限に楽しみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、カスタムショップを探す時の判断基準をお伝えさせていただきました。
そして、最後にお伝えしたいのは「相性が大事」だという事です。
特にGooleマップなどの口コミは参考にはなりますが、最後の決め手にはなりません。
良い評価も、悪い評価も鵜呑みにしてはいけません。
実際に、私自身がショップを探していた時も、口コミで高評価が圧倒的だったショップも実際には印象は悪かったですし、
逆に口コミでは微妙なコメントが目立っていたショップが私にとっては好印象でした。
今回ご紹介させていただきましたポイントを一つの参考資料として、良いショップと出会い、楽しいジムニーライフを過ごして下さいね。
では、また別の記事でお会いしましょう。