新型ジムニー

【レビュー】ヨコハマ「アイスガード G075」/スタッドレスタイヤ

カスタムジムニー スタッドレス アイスガード

私はスタッドレスタイヤとしてヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤの「iceGUARD(アイスガード)」を履かせています。

以前のジムニーJB23頃から使用しており、現在2本目で8年程使っています。

8年間使用した上での感想を、ざっくりと素人目線で紹介して行きたいと思います。

 

【レビュー】YOKOHAMA「アイスガード G075」/スタッドレスタイヤ

概要

カスタムジムニー スタッドレス アイスガード

「iceGUARD(アイスガード) SUV G075」のスペック

サイズ:「185/85R16 105/103L LT」

  • 外径:720mm
  •  幅:184mm
  • 重量:約13.9kg/1本
  •  溝:12mm

参照サイト:ヨコハマタイヤ公式サイト

購入価格:「20,000円×4本」+「工賃4,400円」=合計84,400円

履いているタイヤはこちら

 

空気圧に関して

▼装着車
以前:JB23(ノーマル)
現在:JB64(3インチリフトアップ)

スタッドレスタイヤや外形の大きなタイヤに変更した場合、空気圧はどうすればよいのか?と気になるポイントだと思います。JB64の空気圧は取扱説明書には「前160kpa、後180kpa」となっていますが、これは純正タイヤを履かせた状態なので同じ量では足りないと思います。

メーカーに問い合わせをしても明確な答えは分からなかったので、数パターンを試してみました。

【A】
前輪:180kpa
後輪:200kpa
感想:走りが異常に重く、燃費は最低。高速道路で10km/1Lを下回りました。

【B】
前輪:200kpa
後輪:220kpa
感想:燃費が少し改善。

【C】
前輪:210kpa
後輪:230kpa
感想:走りが少し軽やかになりました。

 

走行レビュー

雪道(市街地)

雪道 スタッドレスタイヤ

市街地の圧接された状態の道路では、基本に則った走行をしていれば、何の問題もありません。

 

雪道(山道)

ジムニーJB64 雪道

一般的に人が走る公道であれば、山間部であっても問題ありません。

山道では積雪量が多い為、市街地に比べて轍が深い事が多く、轍を乗越たりズレた時に多少の横滑りの感覚はありますが、問題なく軌道修正可能です。

 

スピードが出た状態でカーブをするなどの無茶をしなければ、安心して走行する事が出来ています。

 

 

雪道(林道)

カスタムジムニー スタッドレス アイスガード

本格的なスノーアタックはチェーンの装着が必須にはなりますが、積雪量がそこまで多くないライトなスノーアタックでチェーン無しでの走行性能についてレビューしていきます。

 

カスタムジムニー スタッドレス アイスガード

足首くらいの積雪であれば、チェーンなしでも問題なくサクサク進みます。

 

カスタムジムニー スタッドレス アイスガード

足首くらいの積雪であれば、加速中の急ハンドルでなければ、大きくハンドルを切っても問題なく曲がってくれます。

 

 

カスタムジムニー スタッドレス アイスガード

膝下くらいの吹き溜まりでも、問題なく踏破できます。

 

カスタムジムニー スタッドレス アイスガード

新雪の圧雪されていない状態もサクサクと進んでいきます。

 

 

カスタムジムニー スタッドレス アイスガード

シャーベット状も問題なく、安定した走行をしてくれます。

 

カスタムジムニー スタッドレス アイスガード

新雪を暫く走るとタイヤに雪がへばりついていますが、グリップ力の低下もなく、雪道の走行に問題ありません。

 

 

雪質にもよりますが、タイヤが半分以上埋もれる程の積雪量の場合、チェーンが無いとスタッグしてしまう事がありました。

 

 

雪道 スタッドレスタイヤ

また、積雪量や雪質は問題なくとも、傾斜がキツくなってくるとスタックしてしまい上がれない場面がありました。

 

 

高速走行

厳冬期 奥穂高岳(涸沢岳西尾根)2022年1月

何度も雪の降る高速道路を走りましたが、全般的に安心して走る事が出来ました。

一番酷い使用シチュエーションは、「吹雪の高速道路」+「5シーズン目の硬い状態」という酷いシチュエーションでしたが、無事に走る事が出来ました。

 

とは言え、凍結している場合は話が別です。

東海北陸道の「ひるがの高原(標高860m)」付近を走っていた時、アイスバーンとなっており、新品に近い状態でしたが、そこそこのスピードを出していた為、タイヤの制御が効かなくなった経験があります。

滑る時はどんなタイヤでも滑るので、絶対に過信してはいけません。

 

 

凍結道路

厳冬期 奥穂高岳(涸沢岳西尾根)2022年1月

山間部の山道などの「一部凍結の恐れあり」程度であれば、「四駆モード」+「スタッドレス」+「安全運転」で問題ありません。

 

 

雪道 スタッドレスタイヤ

人が滑る瞬間

上の写真のように人が滑るような完全に凍結した路面状況でも、傾斜が緩ければチェーン無しでも通行可能です。

 

しかし、

凍結した林道等(未舗装路)などは「スタッドレスタイヤ」+「タイヤチェーン」の2弾構えが前提となります。

 

尚、これは全てのタイヤに言える事ですが、

凍結している場所は、基本的に滑ると思わなければいけません。

どんなに高価で新品のタイヤを履いていても、凍結路では大なり小なり滑るので、それをコントロールしながら走行する必要があります。

 

 

耐久性

カスタムジムニー スタッドレス アイスガード

「iceGUARD(アイスガード) SUV G075」は2本目のリピートをしていますが、

1本目は2016年の秋に購入し、2021年の3月まで使用しましたので、5シーズン使用したことになります。

4シーズン目頃からタイヤが硬くなり始めており、5シーズン目は非常に硬くなっていました。

計測器での測定はしておりませんが、恐らく数値的には買い替えの目安に達していたと思います。

この状態でも、"一応"岐阜県の山間部の雪道を問題なく走ることが出来ました。

 

 

近畿圏在住ですが、登山で雪国に行く為、スタッドレスを履いていた期間は、毎シーズン中「11月中旬〜翌4月中旬、年によっては5月上旬」まで履いていました。

近畿圏在住の為、春先になれば比較的暖かい環境で走ってました。

それを考えると酷使していたと実感しますが、大分長持ちした方だと思います。

 

 

保管方法

  • 冬道走行後はタイヤを含めてしっかりと洗車
    雪国の道路には凍結防止剤・融雪剤が散布されていますが、これらの主成分である塩化ナトリウム(カルシウム/マグネシウム)は足回りの錆びの発生や、タイヤの劣化を速める原因になる為、走行後の洗車が重要となります。どれだけ時間がなくても、水洗いだけは帰宅後直ぐに行っていました。

  • シーズン終わりは、しっかりと洗浄・乾燥

    汚れが付着したまま長期間保管しておくと、タイヤの劣化を速める原因になるので、シーズン終わりの洗浄は必須です。洗剤成分が残らないように十分に濯ぎを行いましょう。また水分が残っているとこちらも劣化を速める原因になるので、乾燥させてから収納するようにしましょう。

  • 自宅のガレージなどの冷暗所に保管。
    スタッドレスタイヤは熱に弱い為、保管場所にも注意が必要です。理想は、直射日光の当たらい風通しの良い場所となります。

 

 

 

総評・まとめ

カスタムジムニー スタッドレス アイスガード

ヨコハマタイヤの「iceGUARD(アイスガード)」は、かれこれ8年程使っており、

2本目のスタッドレスタイヤも、YOKOHAMAの「iceGUARD(アイスガード) SUV G075」をリピートしています。

他のメーカーのスタッドレスを穿いた事がないので、比較をする事が出来ませんが、

このタイヤを履いていて、大きな不満点もなく、満足しています。

 

ブリヂストンは有名で評価も高いですが、値段も高くなかなか出が出ませんが、YOKOHAMAタイヤのスタッドレスは比較的購入しやすい価格帯で、

数シーズン安心して履く事が出来るので、オススメのタイヤだと思います。

 

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