新型ジムニーJB64を購入して、カスタムをしてから2年が経過し、走行距離も2万キロを超えたので、カスタムを振り返って、「やって良かったカスタム」と「ちょっと失敗したカスタム」をご紹介していきたいと思います。
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やって良かったカスタム ベスト5
【ベスト1】3インチリフトアップ
カスタムと言えば「リフトアップ!」
ショウワガレージの「アジャストコイル75X-ShockKit」にて3インチのリフトアップを行いました。
乗り降りの際は「よっこらしょ」っといった感じで一動作が必要になりましたが、その度にカスタム車に乗っている実感がして気分は最高。
サスペンションも街乗りにもしっかりと重きを置かれていて、「バウンジング・ロール・ピッチング」ともに不満はなく、乗り心地は純正時よりも良くなった思います。
直進安定性に関しても、ラテラルロットがしっかりとした働きをしているようで、安定感があり、全く問題ありません。
そして、何よりも車高が上がったことで、最高にカッコ良くなりました!
リフトアップを何インチにするか迷われている方も多いと思いますが、個人的には3インチリフトアップをお勧めします。
ネットなどの一般的な意見では、以下のように見かける事が良くあります。
- 1インチ:プチカスタムで純正より乗り心地をアップさせたい人向け。
- 2インチ:見た目を変えたいけれど、3インチほど上げたくない人向けで、丁度良い。
- 3インチ:ガッツリ上げたい人や、外径の大きなタイヤを履きたい人向け。
ん~、これって個人的には参考になるようでならないと思うんですよね。
3インチリフトアップのデメリットとしては、費用が高くなるという点くらいでないかと思っています。
ひとつ言えるのは2インチか3インチで迷われている場合は、間違いなく3インチをお勧めします。
JB64であれば225を履きたければ3インチが事実上の必須条件ですし、正にカスタムは泥沼。
今はこれでよいと思っていても、納車から1年もすれば「もっとこうしたい」という欲望が湧いてきます。
【ベスト2】マフラーの交換
リフトアップと同時に変えたくなるのが「マフラー」
ショウワガレージのLinksマフラーは音が"大きすぎず"、それでいて"しっかりと満足させてくれる"音量レベル。
エンジンの始動からテンションが上がり、発進時の「ブロロロォ.....」という重低音はドライブを楽しくしてくれます。
実際のマフラー音はこちら↓↓↓
性能のUPに関しては、分かりやすい程の大きな変化は正直ありませんが、マフラーは音と見た目を楽しむものだと思っているので、十分満足しています。
(※純正よりも性能が下がると言うようなことはありません。)
装着しているマフラーはこちら
【ベスト3】背面タイヤ MT化
当初は、予算の関係や今流行のスペアタイヤレス化にするつもりでいたのですが、納車から約2年が経ってから、やはり背面もイカツイ
MTタイヤを載せたいと思うよになり、装着させました。
比べてみて下さい。
これが背面が純正の状態
これが背面もMTタイヤにした状態
ん~やっぱりカッコいいですね(自己満)
▼デメリットは特に感じません。
Q:スペアタイヤを使う機会がない?
→A:オンロード派にとってリフトアップ自体がドレスアップ目的ですよね。
Q:重量増加による燃費の悪化?
→A:カスタムに何十万も費用費やしておいて、今さら燃費を気にする?タイヤ1本による燃費の悪化くらい、丁寧な加速を心掛ける事で十分に取り返せます。
敢えているなら、後方視界は更に悪くなりました。
とは言え、バック時には黙示の徹底など、基本に乗っ取った運転で十分に危険を回避できます。
ジムニーが更にカッコ良くなったので、非常に満足しています。
一時期は「スペアタイヤレス化をしておけば良かった」と思った時期もありましたが、今はスペアタイヤ移動キットを購入しておいて良かったと思っています。
尚、私が使用している「ショウワガレージのスペアタイヤ移動キット(純正移動)」は純正タイヤから225/75R16まで対応が可能となっています。(但し、裏向き装着)
【ベスト4】スロコンの装着
私はシエクルの「レスポンスブースター」を装着しています。
「ミニコン」か「スロコン」のどちらを先に導入するか、はたまた両方を入れるか、、、非常に迷いました。
新型ジムニーJB64は、電子スロットルになっている事もあり、アクセルの踏む込みと走り出しの間にワンクッションが挟まれることから、走り出しや加速が非常にモッサリと重たく感じられていると言われています。
ということで、まずは根本解決をしようと言うことで、スロコンを先に装着することにしました。
これが大正解で運転が非常に楽になりました。
高速道路などではもう少し馬力のUPが欲しいと思う場面はありますが、今のところは「スロコン」だけでも非常に満足しています。
【ベスト5】防錆対策(アンダーコート)
ジムニーユーザーは雪道を走る方も多いのではないでしょうか?
忘れてはいけないのは、融雪剤が足回りに与えるダメージについてです。
融雪剤に含まれる塩化カリウムは、金属を腐食させる性質を持っている為、雪道を頻繁に走行するならば足回りへの気配りは欠かせません。
アンダーコートは最初は費用がかかりますが、今後の錆の恐怖を大きく軽減させられる方法の一つとなります。
また錆の有無は将来的なリセールバリューに大きく影響するので、走行距離が短く足回りが綺麗な間に導入するのがおすすめです。
また、足回りが黒くなることで、引き締まった印象になるのもポイントです。
【ランク外】フロントグリル
フロントグリルは、カスタム車としての個性が大きく反映される所の一つなので、「ジムニーの顔」と言っても過言ではないと思っています。
私は敢えて純正の「SUZUKI」のロゴのないタイプを選択しました。
ジムニーという素晴らしい車を作ったSUZUKIは好きな会社ですが、車の顔に「SUZUKI!」とデカデカと書いてあるのが好きではないというのが理由でもありますが、まぁ、これは個人の問題ですね。
失敗したカスタム
失敗と言うと少し語弊がありますが、「やってみて分かったことがあるパーツ」や「今後はリピートしないなぁ」と思う商品などを紹介していきたいと思います。
フロント&リア バンパー(ABS製)
これはエアロの外装パーツに共通する問題なのかもしれないのですが、ABS製のフロント&リアバンパーの強度面に少し不安があります。
少し強く手を添えるとギシギシと軋むような感じがあり、鉄製のバンパーの様な強靭さはありません。
オンロードメインの見た目重視の私には特に不満はないのですが、性質によるメリット・デメリットの良い勉強になりました。
「見た目はメチャクチャかっこいいので、気に入っており、後悔などは全くありません。」
装着しているリアバンパー
MTタイヤ「TOYOオープンカントリー 225/75R16」
見た目は「最高にカッコいい!」のですが、何分の重いのが欠点です。
オンロードメインの私もあのゴツゴツしたタイヤに魅了されて装着して気分は最高ですが、普段オンロードしか走らない場合、「オーバースペック感は否めません。」
次にタイヤを履き替える場合は、外径の大きさは引き継ぎつつ、RTタイヤにするかもしれません。
但し、こちらも現在は非常に満足しており、後悔はありません。あくまでリピートの有無に関してであり、ジムニー乗りであれば一度は履いておいた方が良いタイヤの一つと言えるでしょう。
履いているタイヤはこちら
ドリンクホルダー(助手席側)
「カーメイト」と「星光産業」のドリンクホルダーを運転席と助手席に一つずつ付けているのですが、
上記の写真の通り、助手席のフロントグリップの左側に装着すると、運転中に左のサイドミラーの視界を微妙に邪魔することになります。(※これは体格や身長により違いがあるかもしれません。)
因みに、フロントグリップの右側への装着はエアーバックの障害となる為、装着が禁止されています。
ということで、2つ装着していますが、助手席側のドリンクホルダーは殆ど使っていません、、、。
まとめ
私の新型ジムニーのJB64は、総額100万程のカスタム費用がかかっており、全体的に非常に満足していますが、カスタムをすることで分かった点も何点があります。
とは言え、カスタム車の魅力は凄まじく、毎日の運転が非常に楽しいです。
今でも、外装・内装・エンジン周りのカスタム品で欲しいものが沢山あるので、財布と相談しながら少しずつ追加していきたいと思います。