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登山のデメリット「これが嫌なら山には登らない方がいい!」

登山

登山は素晴らしい趣味ですが、それに伴う「弊害(デメリット)」もあると思っています。

私自身はデメリットだとは思っていませんが、これから始めようと思っている人に向けて、登山のデメリットを5つご紹介します。

登山のデメリット「これが嫌なら山には登らない方がいい」

デメリット1:お金がかかる

お金

これは実際に登山を始めて一番驚いたことでした。

夏山のハイキング程度なら、さほど大きな出費にはなりませんが、本格的な登山を始めていくと活動の幅も広がっていき、「気がつけば100万円以上山に費やしていた!」なんて事も珍しくありません。

▼登山にかかる主な出費

【装備代金】

  • 夏山登山(日帰り):総額10万円〜
  • 夏山登山(テント):総額20万円〜
  • 雪山登山(日帰り):総額25万円〜
  • 雪山登山(テント):総額45万円〜

クライミングや沢登りなども行う場合、出費は鰻登りとなっていくので注意が必要です。

また登山は厳しい自然環境の中で行うので装備が摩耗・劣化していき、数年単位での買い替えが必要となることにも留意しておかなければいけません。

【有名ブランドは魅惑的...】

これは人によりけりですが、マムートなどの海外ブランドに魅了されてしまうと、これがまた厄介です。超カッコいいですが超高いです。「mont-bellじゃ満足できない、MAMMUTじゃなきゃ嫌!」とか言い始めたら重症です。

 

【交通費】

「普段どこの山に登るのか」「車か公共交通機関なのか」「複数人で行くのか」など条件によって異なってくるので、一概にいくらというのは算出が難しいですが、積み重なると結構な金額になります。

最初は自宅近郊の低山で満足していても、いずれはアルプスなどの高山に登りたくなってくるのが登山の困った所です。

また、場所によってはロープウェイに乗る必要があるなど、別途乗り物の料金がかかる場合もあります。

 

【宿泊費】

宿泊費用は小屋泊なのかテント泊なのかにより大きく異なってきます。

小屋泊は1泊1万円以上となっており、最近は値上げ傾向にあります。

テント泊は1泊1人2,000円〜となり、小屋泊に比べると価格は安いですが、最初にテント泊装備を揃える段階で15万円ほど必要になります。

 

【食事代】

山の中での食事代金は、全て自身で担ぎ上げるのか、それとも小屋の食事を利用するのかにより大きな差が生まれます。

小屋の売店で売られている「牛丼」「カレー」などは800円以上の事が多く、「カップ麺」なども下界に比べると割高となります。

 

 

一般的な趣味としては非常に高額になりやすい部類ではないかと思います。

 

 

デメリット2:人混みが苦手 & 観光地に感動できない

観光地

これはちょっと語弊がある言葉を使いましたが、登山をやればやるほど起こりうる問題です。

 

▼症状1:人が多い所に疲れやすくなる

普段、大自然と対峙していると、人の多い場所が苦手になっていき、ひどい時は「人酔い」を起こしてしまいます。

  • 休日のショッピングモールが苦手
  • 駅の雑踏が苦手
  • ロープウェイでアクセスできる山は人が多くて苦手

どれかは、経験がある人も多いと思います。

一般的な街の中の観光名所も人が多くて疲れるので、段々と敬遠するようになってきます。

 

▼症状2:旅行もアウトドア思考になる

旅行に行く際も、街中の観光地よりも郊外のドライブコースを選んだり、アウトドア寄りの観光を選択するようになります。

家族や恋人と旅行に行く際は、意見の衝突も起こりうるので十分な注意が必要です。

 

▼症状3:旅行において秘境的な要素を求めるようになる

普通の郊外の観光名所じゃ満足できない!もっと秘境的な所に行きたい」と言い出す。

もうこうなったら後戻りは出来ません。家族がいる場合は、呆れられないように気を付けましょう。

 

 

これは決して観光地を否定している訳ではなく、「感じ方」に変化が起こってしまうのです。

 

 

デメリット3:家族に心配をかける

家族

「登山=危険」というイメージがありますよね。

確かに「山」という大自然の中に身を置くというのは、ある程度は危険な要素があるというのは事実です。

しかし、真剣に登山をやっている人であれば「リスク管理」を物凄く重視していて、安全対策に万全を期しているので、一般の人が思っているほど危険性は高くはありません。

 

登山が趣味の私からすれば、「サイクリング・ツーリング・サーフィンとかも危険だなぁ〜」と思っていますが、これも実際にやっている人からしたら、安全対策を施していて周りが思うほど危険ではないのでしょう。

 

そうは言えっても、「家族が心配して帰りを待っている」という事実は変わりません。

「社会やマスコミがどう思っているか」なんかは正直な所どうでもいいですが、家族に心配をかけてはいけないので、できる限りの対策をするのと同時に、山に登っている際も定期的に連絡を入れたりするなど配慮は必要だと思います。

 

 

デメリット4:山を基準にした生活になる

登山×筋トレ×ダイエット

これは「登山あるある」ですが、日常の全てが登山を中心とした生活になっていきます。

  • 週末の天気予報を小まめにチェックする(登山の為)
  • 週末に予定を入れたくない(登山の為)
  • 日常的にトレーニングに励む(登山の為)

社会生活も大切なので、登山に人生を全振りしている訳ではありませんが、大部分を登山を中心とした生活を送っています。

独り身ではない人は、家族から愛想を尽かされないように気をつけましょう。

 

 

デメリット5:ガングロマンになる

登山は日焼けします。

山の上などの標高の高い場所は紫外線の量が多いので、下界での通常のスポーツに比べて日焼けが起こりやすくなります。

  • 夏の山は暑いので汗の量も半端ではなく、日焼け止めを定期的に塗り直さないと日焼けしてしまいます。
  • 冬の山は雪焼けがあるので、夏以上に日焼け対策を行わないと、顔面が真っ黒になります。

▼社会生活も大切です

以前、友人の結婚式の直前に雪山に行き、日焼け対策を忘れてしまい、顔は悲惨な状態に....

当日参列者から「お前、クロッ!!」と突っ込まれました(反省)

▼火傷も起こります

北アルプスの夏山で、「日焼け止め忘れた」&「タンクトップ」で登ったところ、下山直後から両腕は火傷のよう炎症が起こっていました。その日の夜は強烈な痛みで寝返りを打つ事すらままならず、翌朝は着替えで袖に腕を通す時は歯を食いしばりました。病院で薬を貰いましたが、治るのに1週間くらい掛かりました。

 

結論:山の日焼けを舐めてはいけません。

そして、夏山から冬山まで一年中山に登っている場合、たとえ日焼け対策を万全に行っていても、日焼けからは完全には逃れられず、ある程度は顔が黒くなってしまうのは覚悟しておかなければいけません。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

えっ、そんな事があるなら、登山はやめておこうかな...」と心配になる方もいるのではないでしょうか。

大丈夫です、安心して下さい。一度でも山に登って山の素晴らしさを知ってしまうと、不思議と全てが許容出来てしまいます。

 

それにデメリットを防ぐ方法はちゃんとあります。

  • デメリット1:「お金がかかる」
    →ちゃんと使う金額を決めればOK
  • デメリット2:「人混みが苦手 & 観光地に感動できなくなる」
    →単身ならモーマンタイ。家族持ちなら家族サービスを忘れなければOK
  • デメリット3:「家族に心配をかける」
    →日頃から安全登山を第一に考えよう。
  • デメリット4:「山を基準にした生活になる」
    →単身ならモーマンタイ。家族持ちなら家族サービスを忘れなければOK
  • デメリット5:「ガングロマンになる」
    →日焼け止め対策をしっかりとすればある程度は大丈夫

 

山に出会うと人生は大きく変わります。

私自身「山を始めていなければ今はどんな人生を歩んでいたのだろうか」と考える時があります。

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