新型ジムニー

【レビュー】TOYO OPEN COUNTRY「225/75R16」のデメリット2個

ルーフラック ショウワガレージ A-X  TOYO OPEN COUNTRY「225/75R16」

ジムニーをカスタムして、リフトアップをしたら是非履かせたたくなるのが、大きなサイズのMTタイヤ。

私も、今人気のTOYOタイヤの「オープンカントリー225/75R16」を履かせており、概ね満足していますが、敢えて上げるとすると、2つ不満点(注意点)があります。

これから初めてMTタイヤを履こうと考えている人に向けて、ご紹介します。

【レビュー】TOYO OPEN COUNTRY「225/75R16」のデメリット2個

走り出しが遅い

ジムニーJB64 運転

ノーマルでも、他の軽自動車に比べて走り出しが遅いジムニーですが、「225/75R16」の大きく重たいタイヤを履かせて、尚且つMTタイヤとなると、走り出しが更に遅くなります。

これは、どうあっても変わらない事実ですので、ある程度は覚悟しておかないといけないポイントです。

 

▼タイヤサイズの比較

純正タイヤ(175/80R16)とMTタイヤ(225/75R16)のサイズを比べてみましょう。

タイヤ外径
175/80R16:686mm
225/75R16:750mm(+64mm

タイヤ幅
175/80R16:177mm
225/75R16:223mm(+46mm

タイヤ重量(1本)
175/80R16: 8.4/kg
225/75R16:16.3kg(+7.9kg

こうやって比較してみると、全然違うという事がお分かり頂けると思います。

 

 

使用しているタイヤはこちら

 

気になる状況ですが、

・信号が青になった時の走り出し

・山道(公道)や高速道路の上り坂

なんかでは、結構タイヤの重さが気になります。

 

勿論、

ジムニーはそもそもが加速を売りにする車ではない!

という一般論は重々分かっています。

分かってはいますが、ある程度は流れに乗るという事も必要ですし、やっぱり後続の車は気になります。

 

これは、決してタイヤが悪いという事でなく、660ccしかない軽自動車に大きく重たいタイヤを履かせている事が原因です。

勿論、踏めば他の車に負けじと進みますが、ガソリンが、、、、。

 

改善したいという人は「スロコン」「ミニコン」の装着をおすすめします。どちらも3万円以内の費用でお手軽に装着することができます。

スロコン:アクセルを踏み込んだ際のレスポンスを上げてる。
→モッサリ解消。

ミニコン:燃料の噴射量を調整することトルクアップと馬力アップ。
→パワーアップ

両方装着するのが一番お勧めですが、どちらか先に装着するのであれば、まずはスロコンで発進時のモッサリを解消し、それでもパワー不足を感じた際にミニコンを装着すると良いと思います。

 

 

燃費が悪くなる

JB64マフラー カスタム「ショウワガレージ・Linksマフラー」

上述の通り、走り出しが悪くなるので、無理な加速はせずに穏やかな運転を心掛けていますが、それでも「大きく重い」タイヤを履かせている限り、燃費は悪くなります。

 

高速道路で最高「15.8km/1ℓ」を記録した燃費も、

225/75R16を履かせたことで「13.6km/1ℓ」まで下がってしまいました。

 

昨今の燃油高の高騰により、毎月のガソリン代も多いな出費となります。

300kmを走行して、ガソリン単価1L160円だった場合、

  • 燃費15.8kmだった場合は、3,024円
  • 燃費13.6kmだった場合は、3,520円

往復で1,000円の違いなります。

塵も積もればと考えると、結構大きな差ですよね。

 

 

これに関しても、解決するには、、、

  • ミニコンやスロコンを装着する
    ※パワーを上げた上で必要以上な加速はしない
  • 定期的に空気圧をチェックする
    ※空気圧が減ると燃費悪化の原因に
  • 無理な加速はしない
    ※これが一番の対策方法

といったところでしょうか。

 

関連記事

燃費に関して詳しくはこちらの記事でご紹介しています。

【新型ジムニーJB64】カスタム車のリアルな燃費

 

 

気になるポイント Q&A

乗り心地、静粛性、コーナリング性能は?

よくマッドタイヤは「乗り心地が悪くなる」「ノイズがうるさい」などと言われていますが、

特に気になることはありません。

純正のタイヤに比べると、「多少はノイズやゴツゴツ感が増えたかなぁ...?」とは思いますが、カスタム車に興味を持たれている人であれば、全く気にならない程度だと思います。

参考

因みに、普段エコカーに乗っている実家の両親を乗せてドライブをした際も、乗り心地等、特に不満はなかったようです。

 

MTタイヤの中では圧倒的に軽い?

TOYOタイヤの「オープンカントリー」は軽い!と定評があることで有名です。

確かに、BFグッドリッチ、ジオランダーなどに比べると1本あたりで数キロ単位で軽くはなりますが、

それでも、1本16.3kgあり、純正よりも7.9kg増しと、結構重たくなります。

マッドタイヤの中では軽い方という認識の方が良いと思います。

 

スタッドレスタイヤなどの季節になってタイヤ交換をする時は、男性でも正直重い...と感じます。

女性でも持てない重さではありませんが、不用意に持ち上げると腰を痛めますよ...。

 

ブレーキ性能やコーナリング性能は低下しますか?

結論としては、慣れれば問題ありません。

 

MTタイヤは本来性能をぬかるみなど本格的オフロードで性能を発揮するタイヤである。

という基本的事項を理解し、より一層の基本的に則った安全運転をしていれば問題ありません。

 

装着した当初は、ブレーキの効き具合や制動距離に違いを感じた事はありますが、直ぐに慣れます。

運転の全ての基本である「急発進」「急ハンドル」「急ブレーキ」をしなければ、特に問題はありません。

 

 

車検は通りますか?9mmフェンダーは必要ですか?

私は9mmフェンダー無し+純正ホイールで車検に通っていますが、これは装着しているホイールやリフトアップ量により必要な対策等は異なります。

また車検を受ける都道府県、更には検査官の判断により異なりますので、心配な場合は、必ず専門のショップに問い合わせるようにしましょう。

 

そして、一つ注意しておいた方が良いのが、

専門ショップでないと、ピット作業を嫌がる場合がある

という事です。

 

私はカスタムや車検は行きつけのショップでやって貰ってますが、オイル交換などのちょっとしたピット作業は自宅近くのカー用品店でやって貰う事がありますが、1度ピット作業を断られかけた事があります。

「すみません~、車検適応車以外は作業出来ない決まりなんです~」って。

その時は、「この状態で車検に通っていますし、ここで何回も作業やって貰ったことあります!」と説明して何とか事なきを得ましたが、専門知識のないカー用品店や、正規ディーラーなんかでは取り扱ってくれない可能性もあるという事を頭に入れておいた方が良いかもしれません。

 

 

リピートしますか?

これは、時期により感じ方、考え方に変化がありました。

▼購入直後

憧れのMTタイヤが遂に自分のものに!見てるだけで胸が躍る!

燃費悪化の噂は知っていましたが、ちょっとした買物も楽しすぎて全く気にならない!

▼購入1年

見た目にある程度の慣れが出てきて、重さが気になり始める。

次はRTの方が良いかなぁ...と、RTの画像や批評をを調べたりする

▼購入2年

スロコンやミニコンを装着して、走りが改善して不満軽減

やっぱり、MTタイヤの無骨さが最高!次もリピートします!

 

こんな感じで、一時期はMTタイヤにしたことを後悔はしていませんが、次はRTタイヤにするか迷った時期もありました。

それは、TOYOタイヤの「オープンカントリー225/75R16」が悪いという事ではなく、マッドタイヤの「発進の遅さ」が目立つので、「街乗りメインのユーザーには、RTタイヤの方が向いている」というのにも、納得が行きます。

 

とはいえ、

やっぱりあのワイルド感がたまりません!!

今後もMTタイヤを追い求めて行きたいと思います。

 

 

まとめ

ルーフラック ショウワガレージ A-X

いかがでしたでしょうか?

2つのデメリット

  • 走り出しが遅い
  • 燃費が悪くなる

2つデメリットを上げましたが、これは敢えて言うなら、、、という事で、全く後悔はしていません。

「リフトアップジムニーにマッドタイヤ」は、カスタムの王道ですね。

デメリットを全て補ってくれる満足感が確かにあります。

十分に"買い"なタイヤだと思います。

 

 

▼使用しているタイヤはこちら

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