体験談&注意点 山のあれこれ

「登山あるある」集めてみました「夏山~冬山:全32種」

2022年9月 槍ヶ岳北鎌尾根9489

登山をやっているからこそ分かる事は沢山あると思います。

今回は「登山あるある」を集めてみました。是非皆さんも一緒に「あるある〜」と楽しんでいって下さい。

 

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目次

登山あるある

基本編

山頂はガス、下山したら晴れる

これは一番良くあることで、登山をされる方の全員が経験がある事だと思います。

山頂は地形的にガスが湧きやすいのは分かるのですがが、どうして山頂にいる時だけガスが湧くのでしょうか、、、。

山頂に着く時の時刻や日光や気温の関係もあるのかもしれませんが、まぁ特に理由なんて重要ではないですね。

 

山頂の景色を意外と覚えていない

「憧れの〇〇岳に登った!」や、「未踏の〇〇ルートを踏破した!」というように悲願を達成して、感動は凄い割に、山頂からの眺めをそれほど覚えていないという経験はないでしょうか?

体力的・精神的に限界な中、アドレナリンが出て活動しているという特殊な状況下なので、こういう事が起きるのか....よく分かりません。

 

 

山で食べるラーメン最高

これも誰もが経験がるある「あるある系」ですね。

下界でもラーメンは美味しいですが、山の中で食べるラーメンってどうしてあんなにも格別なんでしょうか。

出汁が濃くても、多少麺が伸びていても山で食べたら美味しいですね。

 

 

初心を忘れて感動よりも効率を求めるようになる

ある程度、山を続けていると雨の日は山には行かず、コースタイムを意識した登になり、山の中の自然の素晴らしさに目を向ける事が少なくなる時期があります。

 

 

山飯は永遠の課題

「山で豪華なご飯が食べたいが、重い....」

「軽量なアルファ米は軽いが、質素で変わり映えがない....」

2パターンを行ったり来たり、山飯は答えがないですね。

 

 

人気の山は挨拶に疲れる

山の中での「こんにちは」の挨拶は基本ですね。

しかし、人気の山域では、何十人という人とすれ違うことになるので、毎回挨拶をしていると、息切れしてくるなんてこともあったり、、、。

疲れる気持ちは理解できます。

 

 

山に行く日は何故か早起きできる

下界ではスヌーズをかけて後5分...と、ついつい寝てしまいますが、山に行く日の朝や、山の中では普通に起きられます。

 

山がこんなにお金がかかる趣味だとは思わなかった

登山を始める前は、山は「環境にも財布にもエコな趣味だと思っていました。

実際は、真逆で装備代、交通費、定期的なメンテナンス費用、数年ごとの装備の買い替え...etc。

 

今まで登山にかけて費用の合計額は、2人分の合計で車1台が余裕で購入できる金額です、、、。

 

 

物欲が止まらない

登山を初めた頃は「最低限の登れる装備があれば十分」と思っていると思いたと思います。

それが、どっこい。

1~2年登山を続けていると、ザックやウェア、小物類など、色々と新しいのが欲しくなるのです。

登山用品はどれも高価な物ばかりなので、気をつけていないと財布がかなり痛いことになります。

 

 

山をやっていると人混みが苦手になる

登山を初めて、毎週末山に登っていると、気がつけば人の多い場所が苦手になっている自分がいました。

 

 

交通費がバカにならない

地元の低山であっても車で数十キロは離れており、アルプスへの遠征ともなれば数百キロは離れている事は普通だと思います。

電車の場合も、車の場合も、交通費がかかりますが、山の頻度を考えると、年間かかっている交通費も相当な金額だと思います。

 

 

登山をやらない人と話をすると、必ず「富士山なんか余裕ですか」と聞かれる

知人:「趣味は何ですか?」と聞かれると、「富士山は登ったことはありますか?」

ぼく:「登山です。」

知人:「富士山は登ったことはありますか?」

ぼく:「富士山は無いですけど、こんな山に登っています。(自分の登山を説明する)」

知人:「じゃあ、富士山なんか余裕ですね~」

ぼく:「......」

 

こういう似たようなやり取り、経験があると思います。

 

 

 

山に入るとオ◯ラが出やすくなる

ちょっと汚い話ですが、山に入ったらガスが出やすく無いでしょうか?

気圧の関係か分かりませんが、めちゃくちゃ誘発されるんですよね、、、。ちょっと困ります。

 

 

 

テント泊編

やっぱりテント泊最高!

軽装での軽やかな日帰り登山も良いのですが、重たいテント泊装備を背負って、大自然の中で寝食をするテント泊はやっぱり最高!

 

日帰り健脚組に抜かされ続ける

テント泊は荷物が重いのでやはり歩行スピードが遅くなるので、日帰りの特に健脚の方にバンバン抜かされます。

別に誰かと競っている訳ではないので、全く気にしないのですが、結構な頻度であることではないでしょうか?

 

先着順のテント場の場合、焦って歩いてペースが乱れまくる

アルプス系の有名な山であれば、夏のテント場は争奪戦です。

登っている最中に、同じテント泊装備を持っている登山者に抜かされていくと、「テント場が埋まってしまう...」という焦りから歩行スピードを上げてしまう経験おありではないでしょうか?

 

今日はゆるキャンだとあれこれ詰め込んで、歩き出してから後悔する

普段は軽量アルファ米で軽量化に取り組んでいるから、「今日は山の中で豪華なご飯を食べるぞ!」と張り込んで、「肉や野菜」など色々と詰め込んだら凄まじい重さになって、登り始め10分くらいで後悔した、なんて経験はありませんか?

テント場について苦労して担ぎ上げた食材を食べれば、気分は最高!になるんですけどね。

 

後から来た人がすぐ隣でテント張ってると思ったら、実は結構離れていた

テント場について良い場所に設営して、ゆっくりと寛いでいると、めちゃくちゃ至近距離で人の声がして、「なんで空いているのにすぐ隣でテント張るんだよ」と思って外を見ると、実際は結構離れた場所だった。

ということはありませんか?

これは逆を言うと離れていても声は聞こえなやすいと言うことなので、夜などは気をつけないといけませね。

 

 

雨の山行の翌日、帰宅後も雨だと凹む

山の中は夜露もあり晴の日でもテント類は結構濡れていますが、雨の登山であればテントはボトボトです。下山後も雨であれば、なかなかテントが干せずちょっとゲンナリします。

 

 

ツェルトいいなぁ〜と思いながら、結局ずっとテント派を貫く

山の中での幕営の方法には、「テント」と「ツェルト」の2種類があって、どちらも一長一短ですが、どちらのタイプかは結構分かれると思います。

テントの快適性は高いですがその分重たくて、ツェルト泊をしている人を見て「軽量そうで良いなぁ...」と思いながら、結局ずっとテントのままという人多いと思います。

 

 

 

雪山編

西穂西尾根

シーズン初めての山行はザックの重さにゲンナリする

雪山登山は必要な装備が多く、夏山登山に比べてキロ単位で重たくなります。その為、シーズン初めの雪山登山はその重量に体が慣れておらず、辛いです。

 

 

ラッセルを夢見るが、いざやってみると直ぐにお腹いっぱいになる

  • 「雪を掻き分けて、自分だけのラインを引くのをやってみたい」
  • 「息を切らしながらラッセルをしている自分を想像する...」

雪山に入る前は色々と想像すると思います。

けど、実際本気のラッセルをすると、「甘く見てました!もう勘弁してくれ!」と思うことありませんか?

 

 

帰宅後、装備を干す作業が辛い

雪山登山では、ウェア類は勿論、濡れてグローブや靴下、冬靴、アイゼンなど、乾かさないといけない装備がとても多く、疲れた体には結構辛いです。

 

ワカンを持っていくか悩む

ワカンやスノーシューはトレースがない深雪では大いに力を発揮しますが、トレースが明瞭な場合、ただの重りと化すので、山に持っていくか迷うことがあると思います。

ワカンは非常食と同じ部類の装備なので、山行の種類にもよりますが、基本的には持つべき装備の一つと言えます。

 

アイゼンを研ぐ作業が地味に面倒

アイゼンは使用していると刃先が丸くなってくるのですが、岩と雪のMIX帯などのルートに行っていると1回の山行で結構丸くなるので、頻繁に「研ぐ」という作業が必要となりますが、これが結構大変なんです。

特にマンション住まいだったりすると、「ゴリゴリゴリゴリ」音が響かないか気になりますし、グラインダーなんて絶対に使えません。

 

偽ピークに騙される

「あれがピークか」と期待して登っていると、その更に先に真のピークが見えているというシチュエーションはよくあります。

雪山では尾根筋を詰めることが多いの起こりやすい現象なのでしょうか。

 

 

手袋が臭いと思ったら、鼻水を拭いていたからだった

ちょっと汚い話で申し訳ございません。

でも、これ経験ある人結構多いと思います。

 

就寝前に水筒や手袋をシュラフに入れ忘れた翌朝の絶望がヤバい

これは雪山登山1年生の時に1回やらかした事があります。翌朝1リットルのナルゲンボトルがガチガチに凍りついていて、使い物にならずに途方にくれました

 

雪を溶かしたお湯は最高に美味いが、下山した途端に飲む気が失せる

これは雪山登山をやる人には分かる"あるある"だと思います。

雪山では雪を溶かしてお湯を作りますが、極寒の中で飲むお湯はめちゃくちゃ美味しいんですよね。まさに命の水といった感じです。

 

それがどっこい、無事に駐車場まで降りてくると、途端に飲むきが失せるんです。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「あるある〜」と同感できるものはありましたでしょうか。

また、思い出したものがあれば、書き足していきますので、また見に来て下さいね。

 

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