新型ジムニーの納期は未だに1年前後と、超が付くほど長い納期待ちとなっています。
そんな新型ジムニーを新車で今すぐ手に入れるには、「登録済み未使用車」を購入することです。
「登録済み未使用車」と言えば、通常であれば「新車よりも安い」というのが一般的ですが、新型ジムニーの場合は「今すぐ手に入る」というプレミア価値が付くので、定価よりも高くなるのが一般的です。
今回は、「登録済み未使用車」の市場での平均価格と、私が実際に購入した金額を紹介して行きます。
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登録済み未使用車の平均価格
新型ジムニーの「登録済み未使用車」と言っても、グレードやミッション、カラー等により大きく異なるので、私が探していた条件で比較して行きたいと思います。
因みに私の探した条件は以下の通りです。
- モデル:JB64
- グレード:「XL 」or「XC」
- カラー:ブルーイッシュブラックパール
- ミッション:MT
この条件での「登録済み未使用車」の平均価格は次の通りでした。
▼車両本体価格の平均価格
227.4万円
(最低210万円 ~ 最高247万円)
▼諸経費の平均価格
12.2万円
(最低7万円 ~ 最高20万円)
▼総額の平均価格
239.7万円
(最低220万円 ~ 最高262万円)
(※上記の平均価格は2021年1月時点の某有名中古車サイトで検索したものとなります。)
登録済み未使用車の実際に購入した金額
購入した車両情報
- ジムニーJB64(5MT)
- カラー:ブルーイッシュブラックパール
- グレード:XC
- 追加装備:無し
- 走行距離:15km
- 車検残存:約3年
- 登録済み未使用車(※新車補償継承済み)
では、私が「実際に購入した金額は幾らだったのか」を見ていきましょう。
実際の購入価格
車両本体価格:2,080,000円
「平均価格/227.4万円」よりも約10万円安い!
諸経費:49,100円
「平均価格/12.2万円」よりも約7万円安い!
総合計:2,129,100円
私が購入した時点では、本体価格・諸経費・総額の全てが最も安い金額でした。
諸経費内訳
-
登録費用:19,000円
-
納車費用:13,000円
-
環境性能割:7,200円
-
保険料:1,500円
-
リサイクル預託金:8,400円
合計:49,100円
諸経費も相場よりも安い金額となっていました。
備考&購入時の条件
費用を安く抑える為に、販売店からの条件は以下の3点となっていました。
- "車庫証明"の代行なし
- "希望ナンバー"なし
- "店頭納車"(陸送なし)
車庫証明を自分で申請した感想
車庫証明の申請に必要な書類は、警察署の窓口やインターネットでダウンロード出来ます。
記入方法はインターネットで検索すると出てくるので、「分からない」ということは無いと思います。
記入が終われば、用紙一式と「認印」を持って管轄の警察署に行けば、その場で手続き完了です。待ち時間も空いていたので、約10分程でした。
はじめは少し不安でしたが、実際にやってみると驚くほど簡単だったので、「少しでも安くしたい!」と思う人で、時間のある人は自分でやった方がいいと思います。
値引き&オプションについて
車の購入となれば基本的には値引きは常識で、限界額まで値引きして貰ったら、次は無料でのオプションの取り付けを依頼するのが一般的な流れとなるでしょう。
さて私の場合は、どうだったかと言うと、、、。
▼値引き
値引きは不可!
もともとが相場よりも大分と安い金額設定だったので、値引きがなくても仕方がないですね。
▼追加オプション
値引きは不可でしたが、かわりに以下の3点を無料で付けて貰う事ができました。
- ETC・ビルトイン(社外)
- ドアバイザー(純正)
- フロアマット(純正)(運転席、助手席、後部座席)
ETCとドアバイザーは乗り出しの時点で必ず付けたかったので、すんなりと要望が通り安心しました。
フロアマットは後日安い社外品をつける予定だったのですが、担当者の表情的に「もう少しいけそう!」と思った(これ大切)ので、最後の駄目元でお願いしてみるとOKが貰えたので、純正品を付けて貰うことが出来ました。
もっと粘ればもう少し他の装備もつけて貰えたかもしれませんが、とりあえず欲しいのは揃ったので満足です。
感想&まとめ
新型ジムニーの「登録済み未使用車」は長い納車”直ぐに手に入る!”プレミア価格がついており、非常に高くなっています。
そんな中、私が購入した車両は「"登録済み未使用車"の中の平均価格よりも10万円安い」ものでした
安いけど大丈夫か?これは「掘り出し物」なのか、それとも「粗悪品」なのか。
正直な所、不安は大きかったです。
しかし、販売店の担当者とやり取りをし、実際に車を見に行き「問題ない」と判断出来たので、購入に踏み切りました。
「新車補償の継承手続き」も滞りなく終了し、無事に納車されました。
相場より安くても「絶対安心」とは言い切れませんが、そもそも新型ジムニーの「登録済み未使用車」及び中古車に異常な程の高値が付いているのは、販売店が人気に乗っかり一儲けしようとしているのが、現実だと思います。
例え、今回の私の様に相場よりも安い車両であったとしても、定価よりも既に十数万は高い訳なので、販売店は十分な利益があるはずなのです。
今後、安い車両を見つけた時は、「安いなりの理由がある"かもしれない"」という前提と慎重な判断のもので、購入の候補として検討していっても良いと思います。
少しでも安く購入し、今後のジムニーライフを楽しみましょう。
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