意気揚々と登山口に到着したけど、「あれがない!」と、登山口に着いてから、忘れ物に気が付いて絶望感に襲われて経験はありませんか?
今回は私が実践している忘れ物防止方法についてご案内します。
(※「常識でしょ~」的な内容も含むと思いますので、気楽に読んでいって下さい)
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目次
【解説】登山での「忘れ物防止」の方法はシンプルが一番
手順1:「チェックリストを作る」結局これが一番
チェックリストと言っても、凝った物は必要ありません。
スマホのメモ帳機能を使うだけです。
登山の装備品、ウェア類など全てのチェックリストを作って、準備できた物にチェックを入れていきます。
- 夏山 日帰り
- 夏山 テント泊
- 冬山 日帰り
- 冬山 テント泊
と数パターン作っておき、山行毎に使い分けています。
大切なのは「実際にザックに入れてからチェックを入れる」という事です。
引き出しから出した時にチェックを入れてしまうと、実際にはザックに入れ忘れていても気が付けません。
チェックしていくというのが、
単純でありながら、一番確実な方法です。
手順2:整理整頓が大切
パッキングの時は、十分なスペースを取り、綺麗な状態で行うようにしましょう。
私の場合、まずは必要な装備を全て並べてから、ザックに入れていくようにしています。
こんな風に、ゴチャゴチャした空間でパッキングを行うと、入れ忘れが起こったり、余計に時間も掛かってしまいます。
車で山に行く場合は、社内の整理整頓にも気を配り、発時に見落としが無いようにしましょう。
ポイント
私は登山用品を車に積む際に、トランクボックスを活用しています。
ショベルやピッケルなど、駐車場で最終的にパッキングをボックスに入れています。
ボックスなのである程度は車内の空間を占拠しますが、逆にぐちゃぐちゃになるという事がありませんし、駐車場で地面に置いても汚れる事はありません。
また、下山後に濡れ物を放り込んで置くこともできるので、非常に重宝しています。
因みに、私はトランクカーゴの70Lを使っており、その中に、以下の物が全て2人分収納可能となります。
(ワカン、ピッケル、ストック、ショベル、ヘルメット、ハーネス、ゲイター、ハードシェル)
手順3:準備は早めにやっておく
遠征などの遠出を伴う登山の場合、「仕事から帰ってきて直ぐに出発」という事も多いと思います。
そうすると、気が焦って忘れ物を起こしやすくなってしまいます。
食料を詰めたりする作業。こういうのが意外と時間が掛かったりします。
時間のある時に準備をしておき、当日慌てなくて良いようにしましょう。
ポイント
- パッキングは前日までに済ませておく。
- 秋や冬など気温が高くならない時は、前日の夜に車に荷物を積んでおく。
- 荷物は玄関先に並べて置く
補足:日頃から装備は整理しておく
皆さん、普段から登山用品を整理されていますでしょうか?
こんな人は要注意
- 棚の中がぐちゃぐちゃ
- 収納場所が分散している
- 帰宅後、片づけしてない
こんな人は、要注意です。
賃貸物件なんかで、部屋が狭い場合などは収納力にも限界があるので、なかなか綺麗に整理整頓するのは難しいとは思います。
しかし、整理がされていないと、
煩雑×繁雑で、パッキングが非常に面倒な作業へとなってしまいます。
収納棚や、壁掛けなど、自分なりの工夫で、出来る限り整理しておくようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
整理整頓が大事と言いながら、狭いマンションとかの場合難しいですよね。
私もいつかマイホームを購入したら、山部屋を作るのが夢です。
さて、もしも、登山口についた時に、重大な忘れ物に気が付いたらどうしますか?
【その1】取りに帰る
【その2】諦めて帰る
ケースバイケースだとは思いますが、遠征などで自宅から遥々やってきている場合なんかだと一大事ですよね。
装備の内容によっては、近場の登山用品店で急いで購入する方が交通費が無駄にならないのかなぁ、なんて考えたりもしています。
さてさて、話が長くなりましたが、装備を忘れのまま山に入ると、最悪の場合事故を誘発するなどの危険性もあるので、しっかりとした準備で挑みたいですね。
では、またお会いしましょう。