キャンプ キャンプ&旅行

コールマン「4Sワイド2ルームカーブ」を初心者が正直レビューします。

奥琵琶湖キャンプ場 コールマン 2ルームカーブ 2022年11月_1308-1

私はキャンプ用のテントとして、コールマンの「4Sワイド2ルームカーブ」を使っています。

今回はキャンプ初心者が、キャンプ初心者の為にレビューをして行きたいと思います。

コールマン「4Sワイド2ルームカーブ」を初心者が正直レビューします。

テントの紹介

奥琵琶湖キャンプ場 コールマン 2ルームカーブ 2022年11月_1308-1

2ルームカーブを簡単にご紹介させていただきます。

商品名
4Sワイド2ルームカーブ

定員
4~5人用

シェルター本体
縦580cm×横350cm×高200cm
→広い!

インナーテント
縦300cm×横225cm×高185cm
→広い

リビング部分
約320cm×約350cm
→広い方

重量
約24kg
→結構重め

耐水圧
フライ:約3,000mm、フロア:約10,000mm、ルーフ:約3,000mm
→結構優秀

【付属品】

シェルター本体、インナーテント、ルーフフライ、キャノピーポール(2本)、ペグ(スチール)27本、自在ロープ、ハンマー(プラ)

詳しくは公式HPをご確認下さい。

 

と言った感じで、カタログ値はこんな感じで重量面を除けば非常に優秀なテントだと思います。

重量に関しては「生地の厚み」と「ポールの太さ」が主な要因となっています。

▼生地の厚み

「フライ/210D、インナー68D、フロア210D、ルーフ75D」と必要な箇所はしっかりと厚みのある生地を採用する事で耐久性を上げています。

これにより引き裂きに対する耐性は勿論ですが、断熱面でも効果があり、夏は太陽の熱を遮断し、冬は冷気を遮断します。

 

▼ポールに関して

このサイズのテントの場合、耐久性・耐風性を考えれば、ある程度の太さは必要となるので、仕方のない事だと思います。

 

 

重量面にはしっかりとした答えがありますので、個人的には納得のいくポイントかと思います。

購入したテントはこちら

 

良かった点

広い!

奥琵琶湖キャンプ場 コールマン 2ルームカーブ 2022年11月02314

何よりも「広い!」これが一番のお気に入りポイントです。

同じ4~5人用の2ルームテントと比較しても、比較的広い方だと思います。

 

 

インナーテントを設置した上で、リビング部分だけで「約320cm×約350cm」の広さがあるので、キャノピーを閉じた状態でも十分に広々と過ごす事が出来ます。

広さに関しては申し分なく「大人2人、子供2人」といった家族連れでも、全く問題なく過ごす事が出来ると思います。

 

 

キャノピーのサイドウォールが便利

キャノピーの横に開閉式のサイドウォールが付いているので、

  • 雨風の吹き込みの抑制
  • プライバシーの確保

などなど、これは非常に便利です。

これは公式HPでも言われている通り、後付けができない機能となるので、購入時の評価ポイントになり得ます。

 

 

天窓が透明で光を取り込める

天井が透明のビニールになっているので、天井からも光を取り込む事が出来ます。

「えっ夏は暑いんじゃない!?」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。ジッパーを閉じれば光を遮断する事が出来ます。

 

公式サイトでは「星空がぁ〜」って言ってますが、星を見るにはテント内の電気を消さないとビニールに光が反射して見えにくいですが、

光の取り込みは便利です。

朝方や夕方など「電気をつけるには中途半端」というタイミングで天窓から光を取り込むと丁度良い明るさになって、便利です。

 

 

スカートがある

奥琵琶湖キャンプ場2022年1月

テントの全方向にスカートがあるのが、2ルームカーブの特徴の一つですが、これが意外と良い働きをしてくれています。

公式サイトでも、「夏は虫の侵入防止」「冬は雪を被せることで冷気の遮断」というふうに書かれていますが、これは実際に、効果がありました。

先日のキャンプで実際にスカートに雪を被せてみたところ、冷気の侵入を防いでいたのか、11月のキャンプの時よりも暖かく過ごす事が出来ました。

 

このスカートという機能ですが、他のテントではリビング部分にのみスカートが付いてインナーテント側にはスカートが付いていない物が多いので、全方向にスカートが付いているというのは珍しいと思います。

 

 

注意すべき点

専用のグラウドシートがない

奥琵琶湖キャンプ場 コールマン 2ルームカーブ 2022年11月02344

これは意外な盲点ですが、カーブには専用サイズのグラウンドシートがありません。

ではどうするかというと、

姉妹モデルである「コクーン用のグラウンドシートを購入して、折りたたんで使用する」というのです。

高額な純正価格の割には使い勝手は悪そうですよね、、、汗

 

でも安心して下さい。ちゃんと対応策はあります。

色々と探してみた結果、他社製ですがジャストサイズのものがありました。

小川テントのグラウンドシートから、カーブのインナーテントにピッタリのグラウンドシートが販売されています。

シートサイズ:290×210cm
適応テント床サイズ:300×220cm

となっており、カーブのインナーテントが「約300×225」なのでまさにぴったりです。

 

収納時〜運搬時に場所を取ります。

広くて快適なテントであるという事は、その反面、持ち運びの時に苦労するということでもあります。

購入時は付属のカバンに綺麗に全てが入っていますが、実際にキャンプで使用した後に、再度付属のカバンに収納することは非常に困難となります。

 

 

奥琵琶湖キャンプ場2022年1月

予め別の大型のスタッフバックへの収納をお勧めします。

 

▼私が使用しているドライバッグ

コールマン(Coleman) アウトドアドライバッグ

110Lで「定価:5,500円」と非常に安価です。

私はこれに「シェルター、インナーテント、フライシート」を入れています。ポールとペグも詰め込めば入りますが、無理をして破れると困るので、別で入れています。

また、キャンプに行けばテント本体は雨や結露などで水分を含み綺麗に畳むのは難しいので、少し余裕を持ったサイズを選ぶ必要があります。

ドライパックとしても優秀で、実際にキャンプや登山で数回使っていますが、そこそこ強い雨でも水漏れもなく、コスパに優れた商品だと思います。

 

 

デカ過ぎて、干すのが超大変!

奥琵琶湖キャンプ場 コールマン 2ルームカーブ 2022年11月02314

不満というか、購入前に知っておくべき問題点としてコレがあります。

「テントがデカ過ぎて、自宅のベランダで干すのが超大変です。」

 

よくレビューなどで「収納場所が...」という文章を目にしますが、収納場所なんてなんとでもなります。

それよりも、使用した後の干す作業が超大変です。

 

そこそこ広いベランダがあっても、テントの標準装備である「シェルター」「インナーテント」「フライシート」の3つを一気に干すのは難しいでしょう。

ワンルームマンションとかの小さなベランダでは、乾かすのは非常に困難と言えます。

 

これは「2ルームカーブ」に限った事ではなく、大型のテントに共通する注意事項なので、購入される方は注意しましょう。

 

 

Q&A

設営は簡単ですか?1人で出来ますか?

まず1人で設営できるかどうかですが、「1人で出来なくもないですが、2人でやった方が良い」と言った感じです。

このサイズのテントの場合、最低2人以上でキャンプに行くと思うので、協力して設営するのが賢明です。

 

設営にかかった時間ですが、

  • 1回目:3時間くらい(天気、晴)
  • 2回目:1時間半くらい(天気、晴)
  • 3回目:1時間半くらい(天気、降雪中)

といった具合で、慣れれば徐々に速くなって行きますが、ペグダウンを含めた全ての設営時間は1時間は係ると思った方が良いでしょう。

 

▼アドバイス

【設営歩法】

公式サイトの設営方法の動画は必ず予習しておく事をオススメします。そして、組み立てるポールの順番やポールの上下など、必要な場所はメモや画面キャプチャーするなどしておくと便利です。

【ペグ&ハンマー】

これも当然の事ですが、付属のプラハンマーは使い物になりません。キャンプ用でなくとも自宅の金槌でも良いので必ず持って行きましょう。

付属の純正ペグ(スチール)ですが、3回目の利用で地中の石に当たって曲がりました。これはどのテントでも同じ事ですので、いずれは鍛造ペグなど強固な物が必要だと思います。

 

結露しますか?

奥琵琶湖キャンプ場2022年1月

結露の発生に関しては「想定の範囲内」といった所です。

登山用テントもキャンプ用テントも、テントという性質上「結露は必ず発生する」というのが大原則です。

実際に「2ルームカーブ」でも結露は発生していますが、テント自体が広いので身体が擦れて服が濡れるという事は起こりません。

勿論、滴り落ちるような結露は起こりません。

 

テント5面(前後左右上)に配置されているメッシュを有効的に活用すれば結露の発生は最小限に抑える事が出来ます。

 

 

コクーンと迷っています。どちらがおすすめですか?

奥琵琶湖キャンプ場2022年1月

機能面の違いもありますが、サイズで選ぶべきだと思います。

コクーンのみの機能として「サイドのフルオープン」がありますが、フロント部分のキャノピーで十分足りる印象ですし、どうしても欲しい場合は、別途タープを購入すれば済む話です。

 

コクーンはカーブよりも更に広くなりますが、その分、収納サイズも重量(+10kg)も大きくなりますので、購入前には必要としているサイズと合致しているのかを検討されることをお勧めします。

上記でも触れましたが、カーブでも自宅のベランダで干すのは大変です。

 

 

実際は何人くらい泊まれますか?

  • 冬のストーブなどの暖房機器の有無
  • インナーテントの有無
  • キャノピーの解放

などなど、季節や状況によりますが、感じた印象を記載してみました。

尚、以下は全てキャノピーを閉じた状態を想定しています。

 

▼冬:インナーテントとストーブありの場合

【大人2人のみ】快適で広々!(追加で、大型犬が一匹いても問題ない印象)

【大人2人、子供2人】問題なく過ごせる。「家族で仲良くテーブルを囲むならちょうどいい広さ」といった印象。、

【大人4人】「過ごせるけど、ちょっと狭いかなぁ」といった印象。

 

▼夏:インナーテントありで、ストーブなしの場合

【大人2人のみ】快適で広々!(追加で、大型犬が一匹いても問題ない印象)

【大人2人、子供2人】快適で広々!

【大人4人】余裕を持って過ごせるでしょう。

 

▼補足:シェルターのみで、インナーテントなしの場合

【大人2人のみ】快適で広々!(追加で、大型犬が二匹いても問題ない印象)

【大人2人、子供2人】快適で広々!

【大人6人】余裕を持って過ごせるでしょう。

 

 

 

まとめ

奥琵琶湖キャンプ場2022年1月

実際に3回ほど使ってみた感想としては、

4Sワイド2ルームテントとしては非常によく出来たテントだと思います。

キャンプ中に不満に感じたことは特にありません。

 

デカいが故に使用後の乾燥などの片付け作業は大変ですが、これはどのテントであっても同じことなので、テントのマイナスポイントとは言えませんので、特に不満はありません。

 

これからのキャンプライフを存分に楽しんで行きたいと思います。

では、またお会いしましょう。

-キャンプ, キャンプ&旅行

Copyright© FUTARITOZAN , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.