2024年12月28日~2025年1月5日の年末年始休暇に、冬の北海道へ自家用車でドライブ旅行に行ってきました。
4日目は北見から知床半島の岩尾別ゲートまでドライブに行ってき、その後、網走で宿泊となりました。
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【冬の北海道一周】ジムニーで行く2400kmのドライブの旅「4日目:北見~網走~知床」
この日の行程
北海道旅行4日目は、北見市から国道104号線から網走湖の側を取って網走市へ入り、そこから244号線から334号線を取って、知床半島の途中まで行きます。
この日の走行距離は213kmと、北海道に来てから最も少ない走行距離となりました。
12月31日:北見~網走~知床半島
網走へ移動
おはようございます。
今日は悪天候の為、当初の釧路方面または根室方面への移動をキャンセルして、網走~知床方面への移動に変更しました。
移動距離も短い為、ゆっくりと朝食を食べて10時にチェックアウト&出発します。
北見市内を網走方向へ
大晦日ですが、市内は車通りもそこそこありました。
郊外へ出ると交通量は激減
網走湖へ寄り道します。
網走湖が見える休憩所にはトイレもあります。
残念ながら悪天の為、景色はありませんでした。
網走市内に到着。
年末年始で特に今日は大晦日の為、有名な観光名所の網走監獄は閉まっています。その他の道の駅や土産物売り場も軒並み閉まっています。
奇跡的に海鮮の販売所が、網走番屋にある今野商店直売店さんが開いていました。
閉店10分前の滑り込みでしたが、購入の上、自宅へ発送して頂けました。
オホーツク海産のカニや、サロマ湖でとれた牡蠣、刺身用の帆立、本州の漁港では見ないようなサイズのタコなど、魅力的海鮮物が並んでいます。
北海道1周旅行が終わって自宅に帰ってから刺身・焼き・鍋でそれぞれ食べましたが、滅茶苦茶新鮮で美味しかったです。
その後、北海道で本場の味噌ラーメンを食べる為に、「ラーメン山岡家 網走店」へと行きました。
ラーメン山岡家は北海道を中心に展開している全国チェーンのラーメン屋で、北海道だけで50店舗以上ありますので、主要な町であれば必ず1軒はあります。
味に関しては、ラーメン自体が好みにより評価が大きく分かれる料理なので、何とも言えませんが、僕は美味しかったです。チェーン店ですが、店舗によってスープや全体的な仕上がり具合が異なるので、複数の店舗を回っても飽きるという事はありませんでした。
僕自身、一週間の北海道滞在中に3回山岡家でラーメンを食べましたが、この網走店で食べた特製ネギ味噌ラーメンが一番美味しかったです。
JR北海道の釧網本線の踏切を渡ると、オホーツク海をまじかで見られるポイントに立ち寄りました。
かなり激しく荒れてたので、安全な場所から静観するだけにしておきました。
引き続き車を走らせます。
道路の左右に広大な畑が広がっています。
斜里町でガソリン給油。
知床半島の北西側に向かう場合、ここが最後の給油ポイントになります。
国道334号線を進んで行きます。
天気は悪いですが、安全に走れば問題ない範囲です。
波はかなり高く、場所によっては波が道路に打ち上げられている所もありました。
オシンコシンの滝
オシンコシンの滝に立ち寄りました。
駐車場からすぐ目の前なので、危険性なく見物する事が出来ます。但し階段は滑りやすいので、スリップに注意。
まぁ、こんな感じですが、駐車場から激近というコスパに優れた場所で、立ち寄る価値はあります。
尚、駐車場にトイレがありますが冬季閉鎖中なので、もう少し進んだところの町(リゾートホテルがある場所)で済ませましょう。
先程のポイントから少し進んだところにある「亀岩(カメ岩)」
車だと一瞬で通り過ぎてしまうので、見た場合は注意しておきましょう。
知床半島北西側のリゾートホテル街に到着。
結構な人で賑わっていました。
知床自然センター
年末年始の12月28日~2025年1月3日は休館日です。トイレも使用不可ですので、注意しましょう。
ここは知床横断道路(334号線)と知床公園線(93号線)の分岐箇所ですが、冬季はどちらも通行止めです。
知床公園線を進める所(岩尾別ゲート)まで行って見ます。
尚、ここから先はそれなりの傾斜のある坂道となり、車も粗入りません。雪の状態によっては四駆でないとスタックする可能性もあります。入られる際は十分に注意しましょう。
イワウベツ川を見下ろしながら下っていきます。
岩尾別ゲート。
イワウベツ川。綺麗な川です
網走市に帰る道中、日が暮れた頃からこの辺りも本格的に天気が悪くなり吹雪の中の帰還となりました。
網走市内まで戻ってくると車のリアはこんな感じで、巻き上げられた雪がへばり付いて凄い事になっていました。
市内のホテルの直ぐ傍でキタキツネを発見!
皆さん、勿論ご存知だと思いますが、野生のキタキツネには恐ろしい寄生虫であるエキノコックスがいるので、絶対に近づいてはいけません。
今回宿泊するホテルは「ドーミーイン網走」です。
先日の稚内でのドーミーインの露天風呂に魅了されて、今回も同じ系列のホテルに泊まる事にしました。
部屋の中はこんな感じ↑です。
ホテルの感想を簡単に書いておきます。
【部屋の広さ】★★★★☆
部屋はダブルルームで13.4~15.3平米で、先日泊まった稚内のダブルルームの16平米よりは若干狭い印象ですが、床でスーツケースを広げる事も可能で十分スペースがあると言えます。部屋と通路の逆目には開閉可能な引き戸があり、暖房効率を上げる事ができます。
【トイレ・バス・洗面台】★★★★★
トイレとバスルームはセパレート式。
洗面台とバスルーム共に温度調節のバルブ付きですので、温度調節に苦労することはありません。
大浴場があるのでお風呂にバスタブはありません。
【その他、備品】★★★★☆
冷蔵庫、ドライレイヤー、コップ、テレビ等の基本設備は整っています。
【清掃】★★★★★
十分行き届いており、不満はありません。
【接客】★★★★☆
にこやかで気持ちの良い接客でした。
▼夜泣きそば
21時30分からはドーミーインのサービスのひとつだる「夜泣きそば」を頂きます。この日は12月31日の大晦日という事で、年越しそばが振る舞われました。しかもえび天付き。味は正直スーパーのレベルですが、気持ち的に嬉しいので大満足です。
▼露天風呂
ドーミーインの目玉である最上階の露天風呂からは、天気が良ければオホーツク海と流氷も見られるそうです。
脱衣所には100円玉不要な鍵付きのロッカーがあり便利です。
正式な数は忘れましたが、洗い場は6ヶ所くらいありますので、混雑時を避ければ行き場に困るという事もありません。(※混雑状況は部屋のテレビで確認可能)
【内湯】数は1個で、ゆったり入るには4~5人くらいの印象でした。
【露天風呂】が1個で、ゆったり入るには3~4人くらいの印象でした。稚内での露天風呂に引き続き、寒空の下、暖かい露天風呂で身体を温めて最高でした。
▼無料のアイス&乳酸菌飲料
風呂上がりには、時間制ではありますがアイスと乳酸菌飲料の提供サービスがあります。
5:00~10:00:乳酸菌飲料
15:00~25:00:アイスクリーム
お風呂上りにアイスを食べて、漫画を読んで一息つくのもよい時間ではないでしょうか。
まとめ&感想
今日は活動の拠点を北見市から網走へ移し、知床半島のドライブへと行ってきました。
本来は根室または釧路方面へと移動する予定でしたが、悪天候の為、比較的天気の荒れの少ないこの地域へと変更しました。
冬の北海道なので殆ど毎日何かしら雪が降ったり吹雪いたりしていましたが、今回は降雪量や風が強く長距離の移動や山道の通過は危険と判断した次第です。
知床半島は知床公園線と知床横断道路のどちらも冬季閉鎖中でしたが、それでも少し車を走らせるだけで、知床の良さにほんの少し触れる事ができて、是非夏の時期に訪れたいと思いました。
明日は、日本本土最東端の「納沙布岬」へ行き、釧路市へと向かいます。
いよいよ旅も後半へと突入します。
それは、5日目へと続きます。