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【冬の北海道一周】ジムニーで行く2400kmのドライブの旅「1日目:敦賀~苫小牧東」

2024年12月28日~2025年1月5日の年末年始休暇で冬の北海道へ自家用車でドライブ旅行に行ってきました。

1日目は敦賀港から新日本海フェリーに乗って、北海道の苫小牧まで移動します。

 

【真冬の北海道ドライブ旅行】ジムニーで行く2400kmの旅「1日目:敦賀~苫小牧東」

新日本海フェリー「はまなす」とは

今回の旅行は自分の車(ジムニー)で北海道を回る為、飛行機ではなく、車を運ぶことのできるフェリーを選びました。

 

▼今回利用するフェリーはこちら

新日本海フェリーが運航する「はまなす」は、「舞鶴~小樽」や「敦賀~苫小牧東港」を結ぶ大型のフェリー旅客定員は最大で746名となっています。尚、乗客だけではなく、貨物トラックや一般の自家用車やバイクも積み込む事が出来ます。

≪車両積載数≫
トラック:158台
乗用車:65台

≪客室一覧≫

  • スイート:61,600円~67,400円
    4部屋(2名/1部屋)
  • スイート:61,600円~67,400円
    4部屋(2名/1部屋)
  • デラックスA和室:34,600円~45,800円
    6部屋(2~3名/1部屋)
  • デラックスAツイン:34,600円~45,800円
    34部屋(2名/1部屋)
  • ステートB2段ベッド:22,500円~33,000円
    14部屋(4名/1部屋)
  • ステートB和室:22,500円~33,000円
    20部屋(2~3名/1部屋)
  • ステートBツイン:20部屋(2~3名/1部屋)
    66部屋(2名/1部屋)
  • ツーリストS:19,000円~26,000円
    1区画(14名/1区画)
  • ツーリストA:12,000円~20,500円
    24区画(総合計326名)

※価格は1名の料金です。
※価格はシーズンにより異なります。

詳しくは新日本海フェリーの公式サイトでご確認下さい。

 

因みに、私が乗船した部屋は、一番安い「ツーリストA」です。

妻と二人での旅行なので、デラックスAツイン(個室)を予約するつもりでいましたが、旅の予算が予想以上に嵩んだ為、ツインは見送る事となりました。

私達が利用した年末年始は一番安い期間Aでした。

 

▼車の乗船費用

  • 3m未満:33,400円~42,800円
  • 4m未満:35,800円~47,000円
  • 5m未満:37,500円~50,500円
  • 6m未満:45,400円~59,400円

※車両の価格もシーズンにより異なります。
※車の乗船には細かな規定があるので、詳しくは新日本海フェリーの公式サイトでご確認下さい。

車の乗船価格には「ツーリストA」の運賃が含まれています。

初めての人の為に、少し解説します。

期間Aのシーズンに、3m未満の車1台を持ち込む場合の価格は以下の通りとなります。

  • 乗客1名でツーリストAに泊まる場合
    総合計:33400円
    【内訳】
    車代金:33,400円
    運転手:0円(車代金にツーリストA運賃含む為)
  • 乗客2名(運転手+同乗者)でツーリストAに泊まる場合
    総合計:45,400円
    【内訳】
    車代金:33,400円
    運転手:0円(車代金にツーリストA運賃含む為)
    同乗者:12,000円
  • 乗客2名(運転手+同乗者)でデラックスAツインに泊まる場合
    総合計:90,600円円
    【内訳】
    車代金:33,400円
    運転手:22,600円(ツーリストA運賃とデラックスAツインの差額)
    同乗者:34,600円

 

▼主な船内設備

  • 広々としたエントランス
    →船の中とは思えない広さ。
  • レストラン
    →朝食、昼食、夕食が食べられます。
  • グリル(予約制)
    予約制ですがコース料理も楽しめます。しかし、私が使った年末年始は休業していました。
  • カフェ
    →約24時時間の船旅。コーヒー片手に優雅に過ごせます。
  • 売店
    →お土産から飲食物、爪切り等ちょっとした物なら色々揃っています。
  • 自販機コーナー
    →飲み物、食べ物の販売があります。夜中に小腹が減ったら便利ですね。
  • オープンデッキ
    →フェリーと言えば、やっぱりデッキでしょう。
  • フォワードサロン(座席付の休憩所)
    →お金を使わずに休憩したいならここ。ここは飲食と睡眠はダメです。
  • プロムナード(座席付の休憩所)
    →お金を使わずに休憩したいならここ。
  • 大浴場
    →旅行先には綺麗な体で行きたいですよね。
  • マッサージチェア
    →緊張で凝り固まった身体を解すなら。
  • コインランドリー
    →乗船中に洗濯したい人はどうぞ。洗剤も有料で販売されています。
  • シアタールーム
    →船にいながら映画が見られる。しかも無料
  • ゲームコーナー
    →昔ながらのゲーム機が数台あります。
  • ビデオルーム(持ち込みビデオ鑑賞)
    →持ち込んだDVDを有料で鑑賞できるそうです。
  • 公衆電話
    →携帯電話が圏外でも通じるのかは不明。
  • 喫煙所
  • チルドレンルーム

 

といった感じですが、詳しくは後々写真付き紹介します。

 

1日目:新日本海フェリーで北海道へ

敦賀フェリーターミナルへ到着

 

今夜乗る東苫小牧行の船は23時55分発で、フェリーターミナルへの到着推奨時刻は通常時期で60分前迄ですが、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの繁忙期は90分前迄となっている為、遅くとも10時25分には到着していないといけません。

一旦自宅帰っても時間的には間に合いそうだったのですが、退勤時の電車の遅れや、高速道路の渋滞などの不足の事態が発生すると非常に困るので、少しでもリスクをなくす為に今回は会社から直接「敦賀フェリーターミナル」へと向かうことにしました。

が、しかし

12月27日の午前10時に遅延の発表がされました。

当初は、敦賀23時55分発、苫小牧東20時30分の予定でしたが、遅延により敦賀フェリーターミナルへの来店を23時00分にして欲しいとの連絡があったので、22時30分に敦賀フェリーターミナルに到着しました。

 

 

この時期はガラガラかと思いきや、乗用車の空きは無しとのことでした。

 

 

チケット発券カウンターも列ができていました。

 

無事に乗船券を受け取ることができました。

※スマートフォンを持っていれば、eチケットとして利用できるので、わざわざカウンターに並ぶ必要はありません。私は記念に乗船券が欲しかったので、並びました。

 

 

ターミナル1階には飲み物やアイスの自動販売機があり、売店もあります。

 

 

乗船口はエスカレーターを上がって3階にあります。運転手は車と一緒に乗船しますが、同乗者はターミナル内のゲートから徒歩での乗船となります。

時間もまだあるので、ちょっと外を散策します。

 

フェリーへ乗船

今日はこの船「はまなす」に乗ります。

 

 

貨物はどんどん船に積み込まれています。その後も遅延は続いて、結局船に乗り込むことができたのは、午前2時30分になりました。

 

Youtubeなどで事前に予習をしていたので、イメージは掴めていましたが、実際に自分の目でみると結構迫力があります。

 

 

車と車の間を歩いて、階段へと向かいます。

 

車があるのが第3甲板(階)で、部屋のある第4甲板(階)まで上がります。

 

今回利用したツーリストAは最も安い部屋で、1部屋にベッドが6個ある相部屋です。

 

相部屋といえば、気になるのが音。

騒がしいと困るなと心配していましたが、めちゃくちゃ静かでした。

ベッドの大きさも問題なく、快適に眠ることができました。

部屋の温度ですが、めちゃくちゃ暑いです。暖房がガッツリと効いているので、寒さを感じる事はありません。

 

 

船内で過ごす「散策・朝食・昼食・夕食」

おはようございます。

朝食を食べる為に、レストランにやってきました。

 

 

出航後の翌朝、レストランで朝食を頂きました。

朝食はこれで1,100円

値段は陸上に比べると割高ですが、美味しかったです。

会計はセルフサービス式で、現金とクレジットカードの両方が使用可能です。

(※海峡の電波状況により、クレジットカードが使用不可になる事もあるようです)

 

 

食堂はこんな感じです。

朝食は比較的空いていますが、昼食と夕食はそこそこ混雑していました。

 

 

朝食後、船内を散策してみます。

まず、エントランスはこんな感じ。階段とエレベーターの両方があります。

乗客が行き来するのは、4階~6階になります。

 

 

フロントでは、大浴場で使用するバスタオルのレンタルや、クイズ大会の景品を受け取ったりすることが出来ます。

また、エチケット袋が置かれていますので、心配な人は携帯しておきましょう。

 

売店の中の写真を撮り忘れましたが、船内にも売店があります。

開店時間が決まっていますので、注意しておきましょう。

 

売店も食堂も閉まっている時間にお腹が空いた!という場合は、自販機でカップラーメンやアイスクリームが販売されていますので、ご安心下さい。

アイスクリーム:200円〜
カップラーメン:300円〜

 

 

トイレはこんな感じでたくさんあるので、人が集中しそうな朝や夜も混雑はありませんでした。

 

6階にあるコンファレンスルームでは1日2回映画が上映されています。

視聴料は無料です。

これもガラガラかと思いきや、上映時には6割くらい人が入っていました。

 

 

ゲームコーナには懐かしい機械が並んでいます。

ここもそこそこ賑わっていました。

 

 

マッサージルームや、チルドレンルームもあります。

 

 

飲食が可能な休憩所。ここはカフェが併設されている場所ですが、この時期はカフェは休業中となっていました。

写真は人が途切れたタイミングで撮影しましたが、ここも常に賑わっていました。

ここからオープンデッキに出ることができます。

 

 

デッキに出て、海の景色を楽しみます。

 

一面の大海原!この景色は船旅の醍醐味ですよね。

 

ちなみに、往路はまぁまぁの揺れ具合で、真っ直ぐ歩くのが難しいくらいでした。

船酔いが心配な人は「酔い止め」は必須です。勿論、私も出向前と起床後に飲みました。

 

 

さて、あっという間に、お昼の時間です。

昼食もレストランでいただきます。昼食メニューはこんな感じです。

 

注文はタッチパネル形式です。

 

三元豚ロースカツカレー(1300円)
花畑牧場豚丼(1300円)

味は素朴ですが、赤身の肉で家庭的な雰囲気で美味しかったです。

 

昼食後は、揺れが激しくなってきたので、しばらく寝て休みました。

 

 

夕食も食堂で頂きました。

 

特性ザンギ定食:1200円

北海道の特産の一つである「ザンギ(鳥の唐揚げ)」。
すでに揚げたものを温めのかな?という感じで、ちょっと拍子抜け感がありました。

 

新日本海フェリーオリジナル ビーフシチューセット:1600円

大きなお肉が4個くらい入っていて、ホロホロで柔らかく美味しかったです。気に入ったので、帰りのフェリーでもリピートしました。

 

 

船内に表示の現在地を見ると、津軽海峡のあたりを進んでいるようです。

北海道の街の灯りが見えてきました。

 

下船

21時30分、苫小牧東に到着したので、車のある第3甲板へと向かいます。

乗船時は運転手のみ来るからの乗船となりますが、下船時は運転手と同乗者の全員が車に乗車した状態で下船します。

 

さぁ、フェリーを降りて、いざ出発します。

 

少し、車を走らせると程なくして、バイパスへ乗りました。

 

 

まとめ&感想

新日本海フェリーは3時間の遅延と真っ直ぐ歩けないほどの揺れというなかなかハード(?)な走り出しとなりましたが、余程の悪天候でなければ欠航にはならないというのが、船旅の安心でもありますね。

 

さぁ、真冬の北海道のドライブ旅行が始まりました。無事に旅を終えられるでしょうか。

2日目へ続く...。

 

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