山行記録 近畿低山(比良山系など)

比良山系北部縦走・テント泊(蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳)

比良山系北部縦走・テント泊(蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳)41

以前から歩きたいと思っていたルートの一つである「蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳」の縦走路。

全山縦走という形で組み込みたかったが、縦走を終えてからスタート地点に戻る迄の脚の確保が難しかったので、今回はピストンという形で実施した。

行程

ルート

1日目:朽木スキー場~蛇谷ヶ峰~ボボフダ峠~ヨコタニ峠~地蔵峠~イクワタ峠~釣瓶岳~細川越~武奈ヶ岳~コヤマノ分岐~スキー場跡地上部
2日目:スキー場跡地上部~武奈ヶ岳~ヨコタニ峠~蛇谷ヶ峰~朽木スキー場

アクセス

朽木スキー場の側にある駐車スペースに駐車

天気

1日目:快晴・風強い

2日目:晴

登山道の状況・危険個所

危険箇所は無いが、このルートが初めての場合は、蛇谷ヶ峰~イクワタ峠間はルートをしっかりと見た方が良い。

動画

山行記録

1日目:朽木スキー場~蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳~スキー場跡地上部

朽木スキー場からスタート。

スキー場内を少しだけ歩くと、登山へと続く道と看板がある。

朽木スキー場から蛇谷ヶ峰までは緩やかな九十九折を登って行く。

 

比良山系北部縦走・テント泊(蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳)

蛇谷ヶ峰

山頂からは素晴らしい展望が広がっている。

蛇谷ヶ峰からはアップダウンを繰り返しながら、幾つかの峠を経て武奈ヶ岳へと向かう。

 

各名所ごとに丁度休憩の時間と重なるので、気持ちが楽だ。

横谷峠の周辺は進む方向を間違えないように注意したい。

 

比良山系北部縦走・テント泊(蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳)41

途中、林業の作業道地と思しき道と登山道が並走する。

そこを過ぎると程なくして地蔵峠に到着だ。

太陽はあるが風が強く、肌寒い。体温調節に気を使う。

 

比良山系北部縦走・テント泊(蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳)41

イクワタ峠を目前に釣瓶岳を望む

気持ちの良い登山道だ。これぞ縦走路といった感じた。

 

イクワタ峠、釣瓶岳、細川越と、順に越えていく。

行動食を小まめにとり、体力への配慮を怠らなかったお陰で、それほど辛さは感じない。

 

武奈ヶ岳に到着するが、テント泊の為に少し下まで下がる。

武奈ヶ岳の山頂からスキー場跡地までは意外と直ぐなので、もう少し頑張ろう。

 

比良山系北部縦走・テント泊(蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳)41

スキー場跡地上部にてテントを設営。

 

夕食は「パスタ」と「やきそば(インスタント)」

最近の私の「山飯」はこれがマイブーム。山で食べたら、最高!

 

比良山系北部縦走・テント泊(蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳)41

今日も夕日が綺麗だった。

10月ともなると、夕方になると「肌寒い」を通り越して「寒い!」。

 

下界の雑踏から離れたくて、山の中に来ているのに、下界の夜景を綺麗だと思ってしまう。

夜、鹿の鳴き声をかなり近くで聞いた。テントのすぐ側まで鹿が来ていたようだ。

 

2日目:スキー場跡地上部~武奈ヶ岳~蛇谷ヶ峰~朽木スキー場

2日目、夜が明ける。朝食の為のお湯を沸かしている間に、朝日を眺める。

 

2日目は昨日来た道を引き返す。

稜線にはガスが舞っており、非常に寒い。帰りの道のりも遠いので、足早に歩みを進める。

 

比良山系北部縦走・テント泊(蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳)41

所々、紅葉が残っている。

 

帰りは残り少ない紅葉を楽しみながら、ゆったりと進む。

 

比良山系北部縦走・テント泊(蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳)41

蛇谷ヶ峰まで戻ってきた。

今日は、蛇谷ヶ峰は多くの登山者で賑わっていた。

 

蛇谷ヶ峰からの下りは、紅葉を楽しみながらの消化試合。

最後にスキー場の紅葉を鑑賞して終了。

 

比良山系北部縦走・テント泊(蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳)41

iPhoneで撮影をしてると、本式のカメラが欲しくなる。

 

まとめ&総括

以前から歩きたいと思っていたルートの一つである「蛇谷ヶ峰~武奈ヶ岳」の縦走路。

全山縦走という形で組み込みたかったが、縦走を終えてからスタート地点に戻る迄の脚の確保が難しかったので、今回はピストンという形で実施した。

朽木スキー場から蛇谷ヶ峰までは緩やかな九十九折を登って行く。
蛇谷ヶ峰からはアップダウンを繰り返しながら、幾つかの峠を経て武奈ヶ岳へと向かう。

同じ比良山系の北部縦走路であるリトル比良よりも体力的には優しい印象。

しかし、リトル比良に比べると踏み跡や赤テープ等が少し不明瞭な所もあるので、初めて歩く時などは少し意識した方が良いかもしれない。

今回は水場のない所での幕営の予定だった為、合計9.5ℓ(2人分)を担ぎ上げることなった。(結果的には2.5ℓ程余った)

冬山を控えているこの季節には、体力の確認という意味でも、丁度良い機会となった。

季節が晩秋へと移り、太陽が照ると暖かいが風が吹くと寒く、体温調節が難しい所もあったが、終始穏やかな山行を過ごすことが出来た。

 

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