山の美学

【新型コロナウイルス】登山は自粛すべきか、判断に迷ったら。

コロナ

昨今、世界を騒がせている「新型コロナウィルス」。

緊急事態宣言、外出自粛要請、自宅待機、、、最近はコロナの話題ばかりで、勿論登山に関しても影響が出ている。

今回は、私の登山スタイルの変化など、雑談的に記していく。また、遠征登山を注した理由についても紹介する。

登山は自粛するべきか

登山賛成派の意見

  1. 三密ではない。
  2. マイカーで行けば問題ない。
  3. 途中でどこにも寄らなければ問題ない。

登山反対派の意見

  1. 登山中に事故を起こせば医療崩壊に拍車をかける。
  2. 山間部などは免疫力の低い高齢者が住んでいる。
  3. 登山はそもそも不要不急の外出ではない。

賛成も反対も正しい答えは出ないだろう。

最近、登山系SNSではこの題目で話題がひっきりなしだが、あまり議論を巻き起こすことに躍起にならずに、全員が良識ある行動をとるようにしたいものだ。

 

しかしならが、登山自体がそもそも危険性の高いアクティビティーで、社会的な批判を浴びやすいのだから、万が一の時には目も当てられないような大炎上を巻き起こすことになりそうだ。

そういう意味では社会的には登山はNGだろう。

この時期に我慢できずに登山を行う際は低山であれ高山であれ、絶対に事故を起こさない最新の注意を払うべきなのは言うまでもないだろう。

 

私の近況.....遠征は中止。トレーニングの日々。

遠征は中止した。

私自身も、ここまで自体が悪化するまでの首都圏だけが外出自粛要請の対象だった頃は、ゴールデンウィークのアルプスへの遠征を計画していた。

もともと「マイカーのみ」+「泊まり=全テント泊」のスタイルだし、今回の計画は小屋の無い所での幕営が必要となるようなルートでの計画だったので、三密には程遠い。

高速道路での移動に関しても準備さえすれば、人との接触も完全に無くすことも十分に可能だ。そう思っていた。

しかし、緊急事態宣言が全国に拡大され自体は変わってしまった。

中止した主な理由は以下の2つだ。

  1. 家族という存在。
  2. ルートの難易度が高いこと。

家族という存在。

準備さえすれば、他人と一切接触することなく遠征中の数日間を過ごすことが出来る。

しかし、両親の心配事はそういうことではなかった。心配事は、「現在の医療体制の脆弱さ」「万が一の事故の際に”緊急搬送の受け入れ拒否が起こったら、、、”」といったところであった。

両親の心配は社会的な目線などではなく、私の身を案じるものだけだった。

ただでさえ、実家の家族には心配をかけている。いつもであれば、家族の心配はしっかりと胸においた上で、大人として自己の判断で登山を決行しているが、こんな時にわざわざ行うものではないと思ったのである。

 

ルートの難易度が高いこと。

これは「ルートが難しいからこの際に辞めた。」というわけではない。

難しいルートに挑むからこそ、入山時に罪悪感や後ろめたさ、気の迷いがあってはならないからだ。

 

最近は次の目標に向けてトレーニングに励む。

最近は在宅勤務状態にあるので、時間はいくらでも作ることが出来る。最低でも、通勤の時間分は時間を作ることが出来る。

自宅での筋トレの回数と強度を増やし、外での適度な運動を行い、そして自炊での食事に精を出して栄養面でも気をつけている。

その結果もあり、外出自粛による肥満とは縁遠く、逆に身体は好調だ。

「この自粛期間を充電期間にする」と言うような教科書のような気持ちにはなれないが、山に行かずに身体が訛ることだけは絶対に許せない。

  • ゴールデンウィークが終わっても土日の2連休はある。
  • 夏山もある。

次の目標を2つくらい立てて、せめて体力面だけでも万全にしておきたい。

 

公園は要注意。

問題は同じ考えの人間が多いという点だ。

日に日に公園で運動をしている人が増えて来ており、非常に危険な状態になりつつある。

結局、最近は太陽が沈んでから絶対に人が来ないコースでヘッドライトを装着して、階段ダッシュやインターバルトレーニングを行っている。

コロナの危険性はなくなったが、違う意味でかなり不安だ。

 

まとめ

登山の自粛や、許容範囲は人により判断基準は全く異なる。登山だからこそ、自己の判断で良識ある行動が求められる。

そして、登山を自粛するか判断に迷った時は、自身や社会的な思考だけではなく、一緒に生活している家族の気持ちを汲み取ってはいかがだろうか。

 

私は丁度このブログとYoutubeへの動画の投稿を始めたばかりなので、トレーニングの時間以外は過去の記録をUPする作業に時間を費やしている。

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