体験談&注意点 山のあれこれ

僕が山岳会に入らない理由

今回は私が山岳会に入らずに、2人パーティーで山に登っている理由についてお話したいと思います。

はじめに

この記事は僕が山岳会に入らない個人的な理由を述べている記事であり、決して山岳会を批判する記事ではありません。

僕が山岳会に入らない理由

理由1:そもそもが人見知りで、多人数が苦手

はい、私、人が多いところが苦手なんです。

あっ、でも誤解しないで下さい

・基本的な人付き合いは出来ますし、
・山の中での挨拶もちゃんとしていますし、
・会社という組織に所属して働いていますし、

別に、極端なコミュ障とかではないです。

ですが基本的には対人関係は得意じゃありません。学生時代も友達は最小減でしたね。

 

山の中でも、

大きなテントや避難小屋の中から、賑やかな談笑が聞えてくると、

そういう雰囲気にほんの少しの憧れを抱くのと同時に、

「自分にはああいう空気が無理」と感じます。

※決して批判している訳ではありません。自分が馴染めないだけです。

 

 

もう大分前ですが、

一度だけ、ほんの少しの期間だけ

山岳会への入会を検討したことがあります。

 

その頃は色々とありまして、山も下界も悩んだ時期でした。

結局は体験入会もせずに、その考えは消え去ったんですが、、、。

 

 

理由2:休日にまで上下関係に縛られたくない

全ての山岳会が体育会系ではないと思いますし、関係性がフラットな会もあるとは思います。

しかし、人が複数いる場所なら多少なりとも上下関係は存在しますし、新参者が古参の人を尊重するのは当然だと思います。

 

平日は月曜~金曜まで、自宅を出て帰宅するまでの12時間、出退勤の電車・上司・顧客など常に気を張っているので、休日くらいは自由にしたいというのが、私の感じ方です。

 

理由3:今更、他人と登るのが難しい

登山の初期の初期から妻(当時は交際相手)と山に登って来ました。

最初の数年はしょっちゅう喧嘩をしましたが、

最近では、

  • 歩行や休憩のペース配分
  • テント内での過ごし方
  • 危機管理など登山全般の考え方

などなど「息があっているなぁ」と感じています。

 

幅広い登山ジャンルの中で、同じ路線を行く登山者であっても、それぞれ嗜好が違うと思います。

登山の認識全てが2人一緒に作り上げてきた為、それ以外の人と一緒に歩くイメージが湧かないというのがあります。

 

 

 

理由4:今更、パートナーを裏切れない

ちょっと、極端な表現になりましたが、ここまで一緒にやってきたパートナーを置いておいて、

「俺、山岳会に入ることにした。」
とか
「今週末は、会の山行に行ってくるわ」

とは、ちょっとなれないです。

 

全くのゼロから始めて、厳冬期の奥穂高岳に登れるようになるまで、一緒に成長してくれた相方をそっちのけで別の組織に所属するというのは、ちょっと違うかなと思います。

※そもそも入る気がないのに、何言ってんだって話ですが。

 

勿論、デメリットも感じています。

これもまた極端な表現を使いましたが、

「2人だけで登る」ということの注意点も理解しています。

 

1.技術の更新が乏しい

登山を始めてそろそろ10年が経ちます。

年を重ねるにつれて、知識が増えたり、考え方が柔軟になるのと同時に、やっぱり2人だけで山に登っていると、視野が狭くなりがちです。

矛盾しているようですが、なんとなく分かっていただけますでしょうか。

 

あとは技術の習熟が乏しいというのも感じています。

ブログ記事では載せていませんが、

・外岩のクライミング
・雪山トレーニング
・専門書籍の購読
・インターネットでの情報収集

などなど、知識や技術の更新はやってはいるつもりですが、引き出しの数は多くはありませんし、ちょっと古いなぁと感じているとこも多々あります。

 

 

2.万が一の時、残された側の苦悩

2人以上で山に入った場合、万が一にもどちらか片方が重大な怪我を負った場合や、命を落とした場合、生き残った人間は、社会や遺族からのバッシングを受ける可能性があります。

これは山岳会などのパーティー登山でもそうですが、特に夫婦や交際相手などと山に登っている場合は、改めて覚悟しておかなければならない点が多いと思います。

 

守れなかったという自責の念

「こうすればよかった」
「辞めておけばよかった」
という自責の念に一生苛まれることになるでしょう。

遺族からの叱責

「どうしてあの子を山に連れて行ったの?」
「どうして止めなかったの?」
という遺族からの責や追及に一人晒され続けることになるでしょう。

緊急時の冷静さの欠如

夫婦や交際相手といった家族という関係性だからこそ、緊急時の判断や行動に冷静さを欠く可能性もあります。この判断の迷いが二次遭難や全滅を招きかねません。

 

これらは「他人同士であれば、山で事故を起こしても責任がない」という意味ではありません。

真剣に山に取り組んでいる人であれば、他人同士のパーティーであってもその人が負う責任は多大なものとなりますが、夫婦や交際相手といった関係性の場合、負うべき先の質や重さが別格となります。

 

 

まとめ

つらつらと意見を並べたてましたが、

ごめんなさい、大した理由はないんです。

結局のところ、

.人付き合いが苦手

.自分のやりたいようにやりたい

というのが大きな理由です。

あとは、世間一般的なイメージとしてある「しがらみ・面倒・上下関係」などに遭遇することを恐れているというのも、正直なところあります。

 

とはいえ、これは最初から一緒に切磋琢磨してくれるパートナーがいたからこその価値観なのかもしれません。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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