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【レビュー】THE NORTH FACE BCダッフルL(90L)

アウトドアブランドのダッフルバッグの代名詞ともいえる、THE NORTH FACEのBCダッフル

この記事では、実際に使用している感想をご紹介していきたいと思います。

【レビュー】THE NORTH FACE BCダッフルL(90L)

概要

「THE NORTH FACE BCダッフル」は、耐久性と防水性に優れた非常に丈夫なバッグです。ヒマラヤ登山のような極地遠征での荷物運搬にも実際に使用されている実績があり、その堅牢さは高く評価されています。

サイズ展開やカラーバリエーションも豊富で、アウトドア、スポーツ、旅行など幅広いシーンで活躍するロングセラーモデルです。

私が使用しているのはブラックの90Lですが、現行モデルとしてはサイズ・カラー共に全5種類がラインナップされています。

【サイズ】
・31L(XS)
・50L(S)
・65L(M)
・95L(L)
・150L(XXL)

【カラー】
・ブラック (K)
・TNFレッド (TR)
・サミットゴールド (SG)
・ニュートープグリーン (NK)
・ホーソンカーキ (HK)
及び期間限定カラー

 

私が使用しているのはこちら

商品名:THE NORTH FACE BCダッフルL
容量:90L(70×40cm)
重量:1960g
素材:1000DTPEファブリックラミネート
価格:21,252円(定価)

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収納量

90Lで内寸は、直径約40cm、長さ約70cm強の円筒形をしています。

実際に旅行や車中泊で使用した時の荷物をご紹介します。

▼旅行

  • 3日分の下着・肌着・靴下
  • Tシャツ2枚
  • 長袖シャツ1枚
  • ダウン(スタッフバッグに収納)
  • ズボン
  • パジャマ
  • 剃刀・歯ブラシ
  • 折り畳み傘
  • レインウェア

これらを全て2人分

それに加えて、50L程度の空のバッグ。

が余裕で入ります。

▼キャンプ

  • クローズドセルマット(ロールタイプ):2個
  • 厳冬期の寝袋:2個

    ※純正のスタッフバッグに入れた状態で圧縮はしていない状態

  • 防寒着:2人分

    ※ダウンパンツ、テントシューズ

  • キャンプ用のライト:2個

これらが、少し余裕を残して入ります。

 

もし65L(M)と95L(L)で迷われているなら、2人分の荷物を運ぶ予定がある場合は95L(L)が断然おすすめです。

ただし、旅行先でのお土産購入を想定すると、95Lでも余裕はありません。実際、私は9日間の海外旅行で2人分の荷物を90L(旧Lサイズ)にまとめましたが、着替えなどの基本装備でほぼ満杯になりました。

結局、入り切らなかったお土産類は、予備で持参していた50Lのサブバッグへ分散させることになりました。

もし2人分の全荷物とお土産を1つに集約するなら、150L(XXL)クラスが必要になりますが、95Lをフルに詰めるだけでも相当な重量になります。実用面を考えると、150Lを旅行カバンとして運用するのは現実的ではないでしょう。

 

因みに、他の大型のバッグやボックスと比較するとこんな感じです。

左側:トランクカーゴ70L
中央:BCダッフル90L
右側:マカルー80L

トランクカーゴが一番大きく見えますが、下に行くほど狭くなっていますし、マカルーはメーカー表記は80ですが、他のザックメーカーの100L相当とも言われているので、余り比較にはなりませんが、、、。

イメージとして参考にして下さい。

 

 

背負い心地

THE NORTH FACE BCダッフルL

BCダッフルにはショルダーハーネスが付属しており、リュックとして背負うことも可能です。この機能が欲しくて購入される方も多いのではないでしょうか。

肝心な背負い心地はどうかというと、

想像よりは良い
というのが正直な感想です。「思っているより背負える」と言い換えてもいいかもしれません。

実際、私は最大17kgの荷物を入れて、ホテルから空港、そして自宅へと移動しましたが、「肩が悲鳴を上げる」ような惨事にはなりませんでした。

とはいえ、肩が凝るのは事実です。長時間の使用になれば、確実に肩への負担は感じます。

 

パッキングの際に、厚みのあるバッグの蓋(フタ)側に衣類などを配置するなど、ある程度の配慮をすれば、「荷物が背中に当たって不愉快」といった事態も避けられます。

旅行や通常の荷物運搬といった移動であれば、登山のように何時間も行動したり、斜面を登ったりすることはありません。「空港〜ホテル」といった短距離の移動に一時的に背負う程度であれば、そこまでシビアな背負い心地を要求しないはずです。

そのため、背負い心地については特に心配する必要はないでしょう。

 

THE NORTH FACE BCダッフルL

因みに、

身長168センチの男性が背負うとこんな感じです。

 

THE NORTH FACE BCダッフルL

そして、

身長162cmの女性が背負うとこんな感じです。

 

防水性能について

防水性能についても、実際に雪中キャンプや雨天時の運搬で検証しました。

【検証シーン1:雪中キャンプ】
撤収作業中、タープの軒下(雪面)に直接置いて使用。横からの吹き込みで30分ほど雪を被り続ける状態でしたが、内部への浸水は一切ありませんでした。

【検証シーン2:雨天での使用】
小雨の中、30分ほど背負って移動。生地表面は濡れたものの、中身は完全にドライな状態を保っていました。

結論として、以下のケースであれば過度に心配する必要はないでしょう。

  • 小雨〜中雨の中、駅から目的地まで移動する程度の短時間
  • 車への積み下ろしなど、一時的に強い雨にさらされる場合
  • 雪や霧雨の中で長時間野ざらしにする場合

 

ここで気になるのが「車のルーフラックへの積載」ですが、これには注意が必要です。

生地自体は非常に高い防水性を誇りますが、止水ジッパーによる完全防水仕様ではないため、激しい雨の中での長時間走行は避けたほうが無難です。

また、紫外線や太陽熱による劣化も、一度でダメになることはありませんが、繰り返せばダメージは蓄積されます。

とはいえ、一般的なバッグに比べれば圧倒的なタフさを備えています。細かいことを気にせず、フィールドでガシガシ使い倒せるのがこのバッグの最大の魅力です。

 

見た目と使い勝手など

THE NORTH FACE BCダッフルL

バッグの片側には外側からアクセスする収納スペースが配置されています。

これがそこそこの収納力があり、結構物が入るので、ティッシュやハンカチ、折り畳み傘など、貴重品ではないが、直ぐに取り出したい物を収納するのに便利です。

また、バッグを縦置きした際に丁度良い高さにあるので、作業がスムーズに進みます。

 

THE NORTH FACE BCダッフルL

空港のカートに載せるとこんな感じ

両脇についているハンドルが使いやすく、荷物の積み下ろしや、ちょっとして横移動にとても便利です。

 

THE NORTH FACE BCダッフルL

荷物をMAXまで入れてパンパンになった状態でも、コインロッカーの大であれば入ります。

写真にはありませんが、メインコンパートメントには南京錠を通す穴があるので、簡易的な施錠に対応しています。ホテルや飛行機の預入手荷物の際の防犯対策が可能です。

 

THE NORTH FACE BCダッフルL

ある程度考えてパッキングをすれば、

荷物が少な目でも、
MAXパンパンでも、

どちらでも自立します。

 

バッグの蓋の裏側がメッシュの荷物入れになっており、小物類を小分けにするのに便利です。

しかしここに余り角張った物を入れると、背負った時に背中に当たるので注意が必要です。

 

デメリットや使用時の注意点

バッグの機能面においては、大きな不満はありません。

肉厚でしっかりとした生地、想像以上に悪くない背負い心地。耐久性に関しては、極地遠征での使用実績がその堅牢さを保証しているため、これから使い込んでいくのが楽しみです。

 

では、唯一の懸念点は何かというと……

盗難に遭いやすいかもしれない」という点です。

「かもしれない」という表現にしたのは、まだ一度の経験しかないからですが、実際に空港で盗難に遭いかけました。

その時の状況から明らかな窃盗目的でしたが、その時はまだバッグが新品に近い状態だったため、目を付けられたのかもしれません。

 

とはいえ、BCダッフルが非常に人気のあるバッグであることは間違いありません。そのため、以下の両方のリスクに備える必要があります。

  • 悪意のある窃盗
  • 悪意のない荷物の取り違え

特に空港のターンテーブルや、荷物が多い場所では注意が必要です。

 

 

まとめ

THE NORTH FACE BCダッフルL

使用開始から半年ほどですが、すでに非常に気に入っています。

「片手持ち」
「両手持ち」
「背負い」

と、3WAYでの運搬が可能なため、空港やホテルでの移動が多い方、スーツケース以外の選択肢を探している方には心からおすすめできるバッグです。

定価が2万円台(※サイズによる)とそれなりの値段はしますが、これまでのレビューで触れた通り、価格に見合った圧倒的な耐久性があります。

使用目的さえ合致していれば、決して買って損はない、むしろ価格以上の価値を提供するカバンだと思います。

 

こんな人におすすめ

  • スーツケースではなくてバッグ派
    長距離の移動や、階段・エスカレーターが多い場所では、キャリーケースをゴロゴロと引きずるのは現実的ではありません。
    BCダッフルなら、背負って安全かつスマートに移動できます。スーツケースの「運びにくさ」から解放されたい方におすすめです。
  • ザック派だけど利便性も欲しい
    一般的な登山ザックと異なり、バッグの開口部が広く設計されています。そのため、荷物の出し入れや整理が非常に簡単です。パッキングのストレスを減らしたいザック派の方にも最適です。
  • 普段もガシガシ使いたい
    生地自体の耐久性が高いのはもちろん、外側・内側ともに汚れが落ちやすいナイロン生地でできています。
    旅行、キャンプ、海辺でのレジャー、引っ越し作業まで、場所を選ばず躊躇なくガンガン使えるタフさが魅力です。
  • タフだけどお洒落も欲しい
    機能性だけでなく、デザイン性も抜群です。私自身は特定のブランド信者ではありませんが、このバッグは純粋に「カッコイイ」と感じています。タフさとお洒落さを両立することで、使うたびにモチベーションが上がります。

 

 

これからも、様々なフィールドでガシガシと使い込んでいきたいと思います。

 

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