
私は仕事用&プライベート用のリュックとして、MAMMUTのセオントランスポーター25を使用しています。
実際に購入してから約2ヶ月が経ったので、レビューをしていきたいと思います。
目次
【レビュー】MAMMUT セオントランスポーター25/セオン3-ウェイ20とも比較
セオントランスポーター25の概要

- 商品名称:セオントランスポーター 25(Seon Transporter 25)
- 商品番号:2510-03911
- メーカー:MAMMUT
- 商品重量:990 g
- 商品定価:¥25,300 (税込)
MAMMUTは、創業160年以上の歴史を持つスイス発祥のアウトドアブランドで、高品質な山岳用品を手掛けていることで有名です。
最近は、山岳用品で培った高度な技術を投入したアパレルやタウンユース商品にも力を入れており、今回のご紹介するセオントランスポーター25にもアウトドアブランド特有の機能が随所に取り込められています。
容量は25Lと、普段使いから、ちょっとした小旅行にまで対応できるサイズとなっています。
それでは、それぞれ詳しくご紹介していきます。
各機能の紹介とレビュー
サイズと容量

容量は25L
重量:990g
サイズは、幅約30.5cm、高さ約46.7cm、マチ約14.5cmとなっており、メーカー公表値と実測値と粗同じとなっています。
荷物の入れ方や使用程度にもよりますが、生地がしっかりとしている為、基本的には自立します。
以前使用していた同社の「セオン3-ウェイ20」は、使用開始後、2年くらい経つと生地が少しずつ柔らかくなり、中身が余りは行っていない場合や、リュック上部に荷重が寄っていると自立しなくなりました。
メインエリア(CLIMB)

このリュックでのメインコンパートメントがこのCLIMBゾーン。
完全に開放する事が出来るので、荷物の出し入れは非常にしやすいです。

私は普段実際に入れているものをご紹介します。
- 大きめのお弁当箱
- 羽織物(中厚手のパーカー)
- 折り畳み傘
- モバイルバッテリー
- ティッシュ箱相当の荷物
これだけ入れても、余裕で蓋が閉まります。
この上から、薄手のファイルもまだ入ります。
内部にチャック付きの袋状になっている箇所があるので、メインコンパートメントと分離させたい荷物を入れる事ができます。
公式サイトではここに靴を入れていますが、実際にローカットシューズやパーカーなど、それなりに嵩のあるものでも収納可能です。
但し、その分メインエリアの容量は占めてしまうので、総合的に入る量は同じです。

ジッパー付きのコンパートメントが2つあるので、ちょっとした物を分散して収納可能なので便利です。
貴重品エリア

上部にはアクセスしやすい貴重品エリアが配置されています。
止水ジッパーの採用と併せて末端には予期せぬ開放をしにくくする盗難防止対策が施されており、安心して背負う事ができます。
内部の収納力としては、
- 長財布
- スマートフォン
- 定期券
- 名刺入れ
- ボールペン2本
- 鍵2個
- ポケットティッシュ
- Airpods
を入れていますが、十分に余裕があります。
背中側には更にチャック式の収納スペースもあります。
背面(WORK)
背面はWORKゾーンとして、ノートパソコンやタブレット、書類などを入れる為のスペースが用意されています。
パッド入りラップトップ用フリーススリーブの寸法は:43.5cm×27.5cmとなっており、最大17インチのパソコンまで収納可能となっています。
しかし、パソコンをそのまま裸で入れるのは、耐衝撃&防塵対策的に不安が残るので、移動の際は専用のパソコンケースに入れた上で、WORKゾーンの一番広い所にそのまま入れています。
厚手のパソコンケースでも十分に入りますが、やはり分厚いと少し背中への圧迫感があります。
外側の収納

外側の収納箇所も止水ジッパーが採用されており、上部には雨の侵入を防ぐ溜めの工夫がされています。
収納量としてはそれなりに物が入りますが、入れ過ぎるとゴツゴツしたり形状を損なうことになるので、ポケットティッシュやハンカチなどの薄いものだけ入れるようにしています。
ハンドル
上部とサイドにしっかりとした造りなので、それなりの重さの時も持ちやすいです。
サイドにもハンドルがある為、一時的にカバンとして持ちたい場合にも便利です。
ショルダーベルト

ショルダーベルトはタウンユースを目的としている為、それほどの分厚さはありません。

チェストやウェストのベルトもありませんので、登山専用のザックと比較すると背負い心地は劣りますが、本製品が想定するレベルの重量や使用時間を考えると問題はありません。
背面パッド

背面は柔らかクッションが付いているので、リュックの中身が背中にあたる不快感はありません。
背面は面一の為、空気の抜ける箇所はない為、夏場の汗が少し気になる所ですが、同社の「セオン3-ウェイ20」を夏場も使用していた経験から想像すると問題はないでしょう。
防水性能

メインエリア(CLIMB)以外は全て止水ジッパーになっており、基本的な防水性能を持っています。
実際にどの程度の雨に対応出来るかですが、
200mくらいであれば、それなりの雨量の中、傘なしで走ってもリュックの中身が濡れるという事はありません。
また、生地表面がツルツルとしたナイロン製になっている為、リュックが保水することもない為、渇きも早いです。
防水ザックではありませんが、日常使用としては十分な性能だと思います。
ロゴやマーク

全体的にブラックを基調としたカラーとなっており、落ち着いたデザインになっています。
MAMMUTと分かるロゴはショルダーベルトに1箇所、表の上部にグレーでマンモスの表記があるだけと、控え目である為、よほどフォーマルを求める環境でない限りビジネス使用も問題ないでしょう。
違う容量との比較「25L・20L・15L」
同じセオンシリーズから3種類(25L・20L・15L)のサイズが展開されています。
- 【25L】セオン トランスポーター 25
Seon Transporter 25 - 【20L】セオン 3-ウェイ 20
Seon 3-Way 20 - 【15L】セオン トランスポーター 15
Seon Transporter 15
25Lと20Lは実際に使用しており、15Lは店頭で触ってみた感想となります。
▼仕事・通勤用
- 25L:お弁当+パソコン+羽織物も十分に収納可能。大量の資料や書類を持って外回りに行く場合も、25Lあれば安心で、折り畳み傘を入れても問題なし。
- 20L:お弁当かパソコンのどちらかを入れての通勤は問題なく、両方入れることも可能だが窮屈な印象。資料を入れての外回りは資料の量によっては限界があり、折り畳み傘を入れる場合は他の収納量による。
- 15L:小さなお弁当であれば入る。出退勤のみで外回りなどはない場合にはちょうど良いサイズ。
▼旅行用
- 25L:パソコン+2泊3日の着換え(下着+シャツなど)は余裕
- 20L:パソコン+1泊2日の着換え(下着+シャツなど)は入る
- 15L:日帰りはOK
20Lと25Lと迷った場合は、25Lをおすすめします。
一見すると大きいように思いますが、25Lあれば仕事帰りのジムや買物もありませんし、プライベートでの使用も小旅行までOKで、対応できる幅が非常に大きいです。
まとめ

「セオン 3-ウェイ 20」を合わせると、MAMMUTのセオンシリーズの使用歴は約5年になり、オン・オフの両方で使えるので、外出する時はずっと使っています。
使用開始して数年が経つと生地は少しずつ柔らかくなってきたり、表面に削れたりなどの使用感が出始めますが、それはどのリュックを使っていても同じことでしょう。
街中でも同じセオンシリーズのリュックを使っている人を見かけることはありますが、それはMAMMUT好きだからこそ気が付く程度で、「他の人と被る」というほどの事でもありません。
プライベートのみであれば、同じMAMMUTからもう少しオシャレなモデルが出ていますが、仕事でも使えるリュックを探している場合、セオンシリーズはおすすめのリュックです。










