
先日、雪の大山へ行ってきました。
振り返れば、初めてこの頂に立ったのは8年前の3月。当時は夏山登山道を無我夢中に歩いた記憶があります。今回は趣向を変え、バリエーションルートからの再訪です。
目次
【山行記録】大山七号尾根(八号尾根は大盛況で転身)/ 2026年2月14日
ルート
2026年2月14日(土)
元谷~七号尾根~弥山(往復)
アクセス

南光河原駐車場に駐車。
夜中2時30分に到着しましたが、既に99%埋まっており、残り1枠のみでした。
冬季は1日1,000円で夜中に到着した場合は、下山後に支払います。
※冬季は冬用タイヤの装着が必須となります。
※駐車場ないには宅配トラック専用の枠(看板あり)があるので、そこは空けておかなければいけません。
天気
晴れ→一時的濃いガス→晴
登山道の積雪状況・危険個所
【注事項】
※以下の情報は入山時点での情報となります。冬季の積雪状況や雪面の状況は日により大きく異なります。最新の気象情報に注意して下さい。
駐車場~元谷

駐車場から元谷へは、大神山神社奥宮参道と行者登山口を経由し元谷へと向かいますが、夜間は路面が氷ついている場合があります。実際、この日も夜間はつるっつるでした。
元谷~尾根取付

元谷は、七号尾根、八号尾根、弥山西稜、別山バットレス中央稜など、数多くのバリエーションルートの起点である為、それぞれの取り付きに向かってトレースが縦横無尽に分かれています。
闇雲に進まずにしっかりと進む方向を確認するようにしましょう。
尚、トレースの有無で取り付きまでの所要時間は大きく異なります。
七号尾根

大山七号尾根は、大山のバリエーションルートでは入門コースですので、登攀難易度は低いです。
しかし、れっきとしたバリエーションルートですので、基本的はルートファインディングと、雪崩地形の理解、ホワイトアウト時の対象など、リスクへの基本的な対象が出来ることが大前提となります。
七号~弥山

この日は、晴天の週末ということで、多分500人くらい登っていたのではないでしょうか。
一般ルートは、ず~っと登山者が絶え間なく歩いています。
とは言え、これは晴天の週末だからこその光景であり、大山の晴天率は北アルプスよりも低く、基本は荒れた天気が多いです。6合目を超えて8合目以降は開けた地形になる為、ホワイトアウトによる道迷いには十分に注意が必要です。
動画はこちら
後日、動画をアップ予定
【山行記録】元谷~七号尾根~弥山
駐車場~元谷

2時半に到着して、残り1枠でした。これは夏の北アルプスの駐車場レベルです。
他にも駐車場はありますが、ここが一番登山口に近いので、ここに停められて良かったです。
大山は晴天率が低いので、晴れの週末には人が大集結するんでしょうね。

大神山神社奥宮 参道を通って、元々まで向かいます。
下山時は全て溶けていましたが、夜間はつるっつるに凍っており危険でした。

駐車場から1時間で元谷に到着。
ここは色々なバリエーションルートへの起点となっているので、トレースが縦横無尽に走っています。
自分が行く方向を見ながら進みましょう。

大山北壁は初めて見ましたが、なかなかに圧巻です。

日が登って来ました。

八号尾根への取り付きへ登っていきます。
降雪直後でラッセルだと大分時間が掛かりそうです。

八号尾根の取り付き基部付近までやってきました。
八号尾根が満員で七号尾根へ

八号尾根の取り付きは結構急です。

とここで渋滞。既に前方に2パーティが取り付いています。
・待つ
・ルートを変える
迷いどころです。

今回は時間優先で予備プランの七号尾根へと移動します。
七号尾根で一時ホワイトアウト(寸前)

七号尾根も数日前のトレースが薄っすらと残っていますが、基本は誰も入っていないようです。

技術的な難易度は低めですが、それでも最低限のルートファインディングはあります。
急峻な尾根などはありませんが、逆に降雪直後などは雪崩に警戒が必要です。

ガスが出てきました。

夕方から雲が出る予報ではありましたが、こんなに早くガスが湧くとは、流石は大山。
「日本海間近」×「独立峰」である大山のあるあるの気象条件ですね。

この場所が、、、

この場所です。
全然違いますね。

ガスが晴れて、最後北壁姿を現しました。
一般道からも歓声が聞こえています。

やっぱり景色はあった方がいいですね。

あと少しで一般登山道と合流です。
夏道登山から弥山へ

一般登山道は登山者で溢れかえっています。
写真は人が少ない一瞬を狙って撮りましたが、基本はず~っと人が歩いています。
多分、終日合わせたら500人越え~1,000人近くいたのではないでしょうか。

避難小屋も満員で小屋の外にまで人が溢れかえっています。

今日は剣ヶ峰まで行っている人もたくさんいました。

何度も言いますが、人が映り込まないように工夫して写真を撮りましたが、この日は夏山登山道はず~っと人が歩いています。

この日は事故があり、救助ヘリが飛んでいました。
下山も七号尾根で

下りも七号尾根から下ります。

隣の八号尾根
次来る時は、一番にきてあの尾根を登りたいですね。

まだ、バリエーションルートから登っているパーティが見えています。
多分、人気のルートは渋滞も凄かったことと思います。

七号尾根は人気ないみたいで、登りも下りも誰ともすれ違いません。
元谷まで降りてきました。

登った七号尾根と八号尾根

神社まで降りてきまいた。

行はつるっつるでしたが、午後になって雪が緩んで適度に歩きやすくなっており、道路の雪は完全に溶けていました。

下山完了!
まとめ&感想
大山に初めて登ったのは、約8年前の3月。当時は夏山登山道から。それ以来、遠ざかっていたこの山に、今回はバリエーションルートから再訪するという形で戻ってきた。
当初予定していた八号尾根は混雑等の状況ににより叶わなわず、七号尾根からとなったが、ルートを見極め、自らの力で尾根を繋いでいく過程に、バリエーションルート特有の面白さがある。
独立峰ゆえの急激なガス、そして日本海の気象条件がもたらす厳しさ。さらにはバリエーションルートでさえ混雑するという、今の大山特有の難しさ。それらを感じる山行となった。
次の再訪は未定だが、次は弥山尾根(西稜)も予備プランに据え、さらに解像度の高い準備をして挑みたい。





