私が今更言わなくても登山が素晴らしいのは至極当然のこと。
素晴らしい理由は色々あるが、私自身の人生と重ねて考えてみた。
登山が素晴らしい理由
"超"運動音痴が山と出会う。
私は中学~高校と体育の成績は5段階の2となる程の"超運動音痴"だった。中高の球技大会とかはもう苦痛レベルでしかなかった。
そんな私が山に出会い、今では厳冬期の北アルプスにまで足を運ぶ様にまでなった。
勿論、山や日常でのトレーニングは欠かさず、日頃の食生活にも気を配り、講習会にも参加してきたりなど、自分なりに努力してきた結果ではあるが、、、。
登山が他のスポーツと違う点
登山をスポーツとしてみた場合、他のスポーツで私程の運動音痴の人が、ゼロから始めてこれ程の伸び代を見出せるジャンルはそうそう無いだろう。
それに登山は基本的に"自分自身(+山)"と向き合う事が求められるスポーツであり、誰かと競う必要も、チームメンバーに気を使う必要も無い。
自分と山、ただそれだけだ。
登山は生涯スポーツとまで言われている。自身の年齢や体力レベルなどをしっかりと考慮すれば、登山を楽しむことが出来る。
登山は自己肯定感を与えてくれるスポーツだ。
それに登山は自己肯定感を与えてくれるスポーツだ。
山頂からの景色が美しいのは周知の事実だが、目に映る景色だけが全てではない。
登山は「朝早く起きて、重たい荷物を背負い、急な坂道を上る。」など苦しさの連続だ。しかし、それを乗り越えた先にある景色を見た時、「こんな自分でも出来る。」という達成感に包まれる。
一定のレベル以上の山になってくると「登山を志す者」でなければ、決して見ることは叶わない景色が広がっている。その景色を見た時、傲りではない優越感の様な感情が生まれる。
、、、やはり、登山は素晴らしい。
怪我や遭難を起こさない様、安全に気を配り出来るだけ長く"登山"を続けていきたい。