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真冬だけど雪中キャンプならず! in 奥琵琶湖キャンプ場

前回の初キャンプから約1ヶ月、待ちに待った日がやってきました!

前から温めていた真冬の雪中キャンプです。(※実際には雪不足で普通の冬のキャンプとなりました"泣")

今回は、1月の奥琵琶湖キャンプ場でのキャンプの様子ををご紹介します。

 

真冬だけど雪中キャンプならず! in 奥琵琶湖キャンプ場

キャンプ場の紹介「奥琵琶湖キャンプ場」

今回は滋賀県の長浜市にある「奥琵琶湖キャンプ」にお邪魔してきました。

▼施設の種類

  • オートキャンプ場(林間・レイクビュー)
  • バンガロー
  • コテージ
  • 貸別荘

※オートキャンプサイトのレイクビューエリアは冬季期間は積雪により閉鎖となっている場合があります。詳しくはキャンプ場にお問い合わせ下さい。

このキャンプ場の良い所は、キャンプ場の各区画がとても広く、各サイト間が段差で区切られている為、プライバシーが保たれている所です。

また、最近では非常に珍しいですが、直火がOKとなっているので、焚火台が無くても焚火を楽しむことが出来ます。

そしてなんと、ゴミの回収もして貰えます。「缶・瓶・ペットボトル」と「それ以外」の2種類に分けて受付時に渡されるゴミ袋に入れて管理棟の横の収集BOX入れればOKです。これは超有難いサービスです。

管理人の方々も感じの良い人ばかりで、特に悪い所は見つかりません。

敢えて、敢えていうなら人気過ぎて土日の予約が取りにくいという点でしょうか。

▼参考リンク

奥琵琶湖キャンプ場公式サイト
https://okubiwako-camp.com/

 

 

今回は準備万端で定刻通りキャンプ場に到着!

今回は前回の反省から荷物の積み込みなどの準備を早朝から行い、余裕を持って出発しました。

因みに、ルーフラックへの荷物の積み上げ、ネットやベルトでの固定などの一連の作業に30分ほど掛かりました。

慣れればもっと早く出来るようになるとは思いますが、初心者の内は早め早めの行動が望ましいと思います、、、。

 

キャンプ場に向かう道中、天気予報に反して雨が降ってきて、ちょっと焦ります。

(雨雲レーダーを見ても雨雲なしです、、、。)

 

12時ちょうどにキャンプ場に到着しました。

管理棟でチェックインを済ませます。いつも感じの良いスタッフさんが迎えてくれます。

この管理棟で、チェックイン、薪の販売やレンタル品や火消しバケツの貸し出し、ゴミの収集などが行えます。

 

 

いざ、設営開始!

オートキャンプサイトなので、各テントサイトに車を横付け出来ます。

 

使用しているトランクボックスはこちら

王道のトランクカード「リス ランクカーゴ 70L グリーンTC-70S」を利用しています。

トランクカーゴ 70

上の写真は今回のキャンプに行った際の実際の写真ですが、夫婦二人分の調理器具食材(保冷物除く)や2Lのペットボトルなどなどが全て余裕で入ります。

整理整頓を無視して適当に放り込んでこの状態ですので、整理整頓すれば、もっと沢山入るでしょう。

 

 

 

今回の区画は「2-3」に当たりました。

広さ自体こそ10番・25番・26番などの広めの区画には負けるものの、背中側は山(小川)に面しているのでよりプライベート感が高い区画となっています。

 

 

車から荷物を下ろしていきます。

ルーフラックからの荷物の上げ下ろしはタイヤに乗ったりして対応していますが、やっぱり脚立があると便利かもしれません、、、。

 

 

テントを設営していきます。

コールマンの防水バッグのLサイズに「コールマン2ルームコクーン」全てがスッポリと入ります。

 

とは言え、2ルームカーブの総重量は23kgと結構な重さになるので、ポールとペグだけは別々にして収納しています。

ドライバッグに入れてルーフラックの上に載せています。

▼コールマン(Coleman) アウトドアドライバッグ

110Lでこの価格は非常に安い部類だと思います。

 

 

さぁ、設営スタート。今回は何分で設営出来るでしょうか、、、。

 

 

今のところ順調に進んでいます。

 

 

気温が5度くらいでポールを持つ手が冷たい、、、。

 

テントの枠組み(シェルター)部分の設営が完了しました。続いてインナーテントを張っていきます。

 

 

インナーテントの下には「生地の劣化」と「地面からの冷気の遮断」の為に、グラウンドシートを敷いていますが、私はオガワテントのグラウンドシートを利用しています。

コールマンの「2ルームカーブ」をお持ちの方が悩む問題の一つとして、2ルームカーブには専用サイズのグラウンドシートが無いという点だと思います。

「2ルームカーブ」の場合コクーン用のサイズを購入して折り畳んで使うという、なんとも面倒な方法となります。それでいて定価が14,960円とそこそこ高め。

 

そこで色々探して見つけたのが、オガワテントのグラウンドシート。

シートサイズが290cm×210cmで、適応テント床サイズ:300×220cmとなっており、

これがジャストサイズ!

「2ルームカーブ」のインナーテントのサイズは「横300cm、縦225cm」

価格は税込12,100円。

これは購入しない手はありません。即ポチりました。

▼ogawa オガワ 1403 [PVCマルチシート 300×220用 チャコールグレー]

 

 

地面が雪でベチャベチャだったので、リビング部分には登山用のグランドシートを敷きました。大分小さいですが、無いよりはマシでしょう。

(※これは敷いて正解でした。)

 

設営開始から1時間20分で、ペグダウンやインナーテントを含む全ての設営が完了しました。

前回は2時間以上かかっていたことを思うと大分早くできるようになったと思います。

 

使用しているテントはこちら

 

テントの設営も無事に終わったので、焚火の準備をしていきます。

 

使用している焚火台はこちら

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキューコンロ 焚火台 ヘキサステンレス ファイア グリル バッグ付 M-6500

低価格でありながら、燃焼効率も良く初心者にとっても使いやすい印象です。

使用歴はまだ今回で2回目ですが、何の不満もありません。

 

 

実家の庭で拾い集めた木の枝。しっかりと燃えてくれるでしょうか....

 

 

松ぼっくりを火口にして、いざ点火
(着火剤の力も借りました)

 

 

次に、薄い木の皮を置いて...

 

小枝を置いて...

 

ぱちぱちと良い音を立てて燃えてきてくれました

ちょっとドキドキでしたが、火が安定して一安心です

毎回この瞬間が一番嬉しいです。

 

ちょっと小枝を入れ過ぎたのか、一時的に火が大きくなってしまい、ちょっと反省です(汗)

 

「ふぅ~」冷えた体が温まります

 

 

さて、一息ついたので調理に取り掛かります。

その前に調理用に大きな気をくべるべく、薪割り!

 

使用している斧はこちら

ハクスバーナ手斧

  • 斧重量:998g
  • 原産国:スウェーデン製

購入時点でそこそこ鋭い刃が付いているので、使用前の刃起こし(研ぐ)も必要ないので、最初の1本としてオススメだと思います。

 

 

太い木も順調に燃えています

 

お肉焼いていきます!

網にお肉を置いた時の「じゅ~」っていう音が食欲をそそります。

 

 

燃えてます、火力強いですよね...

火力の調整って難しいです。やっぱりこの辺りは普通の枝を燃やす限界かもしれません。

とは言え、炭の香りが付いて美味しく焼けました。

 

さぁ、次は鉄フライパンの登場です♪

 

 

いい感じに焼けてます~♪

これは大成功でした。

 

使用している鉄フライパンはコチラ

タークとペトロマックスの2種類で迷いましたが、初心者であればどちらを使っても同じ事だと思うので価格的にお手軽な方を選びました。

サイズは、直径20cm、24cm、28cm、31mとありますが、私は今後の方向性と予算の関係で一番小さい20cmを選びましたが、正直ちょっと小さいです。(不満はなし)

私の印象では鉄フライパンを料理に積極的に使う場合のサイズ感はこちら↓

  • ソロ:20cm、24cm
  • 2人:24cm、28cm
  • 家族:28cm

但し、鉄フライパンは実際に持ってみると想像以上に重たいので注意が必要です。最小サイズの20cmでも女性が片手で煽りをすると手首がちょっと心配です。

「ちょっと一品を鉄フライパンで楽しむ」という程度であれば、小さめのサイズで十分だと思います。大きすぎて取り回し面倒に感じてしまって使わなくなったら勿体無いので、、、

 

 

ペッパーランチを頂きます。
白米、コーン、牛肉、バター、焼き肉のタレで結構お店っぽい味付けにする事が出来ました♪

 

 

夜も更けて来た頃、持ってきた薪も底を尽きたので、テントの中に入ります

 

ストーブに灯油を入れて、ツマミを右にゴリゴリと回すと「ピー」っという音と共にメラメラと炎がでてきて、身も心も〜(以下省略)

 

 

使用しているストーブはこちら

【トヨトミ】対流式石油ストーブGEAR MISSION RR-GE25(T)コヨーテ色

「サイズ」「予算」「見た目」「有名メーカー」で選びました。

【燃費について】
タンクの容量は4.9リットルで、満タンに給油した状態で10時間火力MAXで使用しても半分以上灯油が残っていたので、燃費は良い方だと思います。

【暖かさについて】
4~5人用の2ルームテントのリビング部分で使用して、ストーブ使用前が2度でしたが、1時間くらいで8度まで上がりました。
ストーブファン無しでこの温度ですので、ストーブファンを使用して暖気がテント内全体に行き渡るようになればもう少し温度は上がると思います。

 

 

ストーブの上でお湯を沸かします。

お湯の量にもよりますが、大体20~25分くらいで沸騰します。

 

鍋の中に徳利を入れて...

 

ストーブで温まりながら、熱燗を頂く...いい時間ですね

 

テント内は、こんな感じでゴチャゴチャしていて、流行の"映え"からは程遠いですが、ちょっとずつ快適空間を作って行きたいです。

 

珍事件発生!

夜中にちょっとした珍事件がありました。

夜の晩酌を楽しんでいた時、テントの外でガサガサと音がするので、キャンプ場の看板ニャンコかと思っていましたが、

テントの入り口を顔を見せたのはアライグマ!
勿論、入口は閉めていたので、スカート部分を捲り上げて侵入を試みてきたのです。

キャンプ場なので色々な野生動物がいるのは当然の事ですが、野生動物がテント内に入ってくるのは、ご勘弁(衛生的に)なので、ちょっとだけ威嚇をして退場して貰いました。

しかし、これだけで話は終わりません。

 

12時を回ってそろそろ寝ようと電気を消してインナーテントのシュラフに潜り込んでうとうとし始めた頃、リビング部分から「ガシャーン!!」と食器がひっくり返る音がしました。

急いで起き上がってリビング部分を除くと、サッと黒い影がテントの外に走って逃げて行きました。

先程のアライグマであることは間違いがないでしょう。

 

コンテナボックスの上に置いておいたお皿をひっくり返された事はどうでも良いのですが、ちょっとムカついたのは、翌朝の朝食用にボイルしておいた、ちょっと高いソーセージを持って行かれたことです。
350gくらいあったので、地味にショックでした。

食べ物をテントの外に放置するのが論外なのは常識ですが、大型テントのリビング部分にまで侵入してくるとは予想していませんでした、、、(反省)

 

後で調べて分かったのですが、アライグマは見た目が似ている狸に比べて攻撃的で人間にも襲いかかったくることがあるそうです、、、怖

 

 

おはようございます。

レイトチェックアウトを申し込んであるので、のんびりと10時頃に起床。

2ルームカーブは天井から採光することが出来るのでテント内が明るくて良いですね。

 

昨日の残りの小枝でお餅を焼いていきます。

 

 

ストーブで餡子を温めて、焼いたお餅を入れればお汁粉の完成です。

遅くなりましたが、お正月気分を味わいました。

 

 

12時前になったので、お次は昼食の準備!

食べてばっかりですが、キャンプなのでまぁ良いでしょう。

 

 

昼食はパスタ!

ニンニクをオリーブオイルで炒めてトマト缶を投入!

(ストーブの上で調理作業はしておりません。冷めない為の保温のみにしました。)

 

ちょっと固めに茹でたパスタを投入して絡ませれば、、、

 

パスタの完成です♪

我ながら美味しくできたと思います。

 

 

14時になったので、そろそろ帰り支度を始めます。

15時からテントを撤収して、ルーフラックへの荷上げとベルトでの固定など全てやっていたら結局チェックアウトの17時ギリギリになってしまいました。

 

 

看板ニャンコに挨拶して帰路へとつきました。

 

 

感想&まとめ

前回の1回目のキャンプよりは余裕を持って楽しむ事ができましたが、まだまだ改善の余地があるので次回のキャンプまでにもう少し用品を買い揃えたいです。

 

また、今年は稀に見る雪の少なさで「雪中キャンプ」とはならなかったのも少し心残りです。

(※奥琵琶湖キャンプ場のある滋賀県北部は、本来1月上旬であれば雪掻きに追われる日々だそうです)

 

休みの予定があえば、真冬の間に再度トライしたいと思います!!

 

 

 

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